第15話 ページ17
まだ少し笑いを含みながら話を戻すA
星「東峰サンってこのハンカチの持ち主ですかー？」
東「あ、うん！ありがとう」
星「いえいえー」
あずみねじゃなくて、あずまねかー
笑ってハンカチを返すAは旭を見て何かを思い出したように話し出した
星「そういえば東峰サンって部活入ってないんですかー？」
東「っ…ちょっとね…えと、君は？」
星「あ、名前言ってませんでしたねー星宮 Aでーす
俺はサボりですかねー」
東「サボッ⁉お、怒られるんじゃ⁉」
星「せんせーには言ってありますしー今日に限ったことじゃないんでー」
アワアワと慌て出す旭に比べ落ち着いた様子で笑ってるA
なんとも対照的な2人だ
星「東峰サンに何があったのか知らないんでー
そんな大したこと言える立場じゃないんですけどー
やりたいことはやった方がいいですよー？
出来なくなってからじゃ遅いんで」
東「やりたいこと…」
旭のほうを見ず遠くを見つめて言葉を紡ぐA
何かを思い出すように、少しだけ目を伏せると一瞬だけ苦しそうに顔を歪め、また遠くを見つめた
星「今しか出来ないことは沢山あって 時間はこーしてる間にも過ぎてっから
少しでも好きに生きたらいーと思います
気負いすぎたりすると苦しいですよ〜？」
静かにAを凝視してる旭にゆっくりと目を向けるとフッと笑みをこぼした
星「俺なんて自他共に認める自由人ですしね〜
じゃそろそろ部活行きますわー
また会いましょー旭サン」
東「え…またって」
旭に背を向けてゆっくりと歩き出したAは少し離れたとこで立ち止まって振り返ると
星「…戻ってくるの待ってますね〜？エースさん」
一言と綺麗な笑みを残しまた歩き出した
東「…エース、て…バレー部員…？」
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liar clown(プロフ) - maplen1026さん、コメント、ありがとうございますっ！ 頑張ります☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆ (2016年2月6日 13時) (
レス) id: af8b573239 (このIDを非表示/違反報告)
maplen1026(プロフ) - 凄い面白いです！ 更新待ってます！頑張ってください！ (2016年2月6日 11時) (レス) id: 4562b7feaa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：liar clown | 作成日時：2015年11月4日 21時
