サクラ ページ6
.
光の温もりがまた恋しくなる 午前4時
光の言葉が忘れられなくて ずっと考えてしまう
光は本当は俺と一緒にいたかったんだでも何かしらあって俺についてこれなかった
そういえば俺、 光について来いって言ってたものの 行けない理由なんて聞いたことも無かった、
あ〜〜〜〜〜 、 俺ってなんて馬鹿な男なんだろ、
pppp ppppp
無機質なメールのお届け音 、 今の俺はそんな気分じゃねぇんだよ、
空気が読めないメールの送信者にイラつきながらも仕事関係のものだも困るので一応は確認する
それは仕事のメールよりも大切なものだった
.
Dear 親愛なるやぶへ
さっきは大きな声出してごめんなさい
俺は薮とわかれたくないです。 わがままでごめんなさい。
そして今日散歩していたらあの桜の木に蕾を発見しました! もう少ししたら会えますね! その日を楽しみにしています!
From やぶの恋人より
.
なぁ 光、 Dear ってさ 親愛なるって意味があるんだ
だから光は今俺に親愛なるって2回言ってる事になるの、
そしてわがままなのは俺の方だよ 、3月なんて待てない
会社には連絡した ちゃんと働いていたお陰で 少しだけなら休めるようになっていた
急いで支度をする 光を驚かせるために 光に謝るために そして理由を聞いて 俺と一緒にここに帰ってくるために 今じゃなくてもいい 、 きっと来年になったら 必ずここに光はやってくる そんな光景が何故か目に浮かぶ
桜、 まだ咲いてないけど許してくれるよな?
俺にとって 光の笑顔が満開の桜と同じなんだよ 。
( 桜、咲いたよ 。 )
.
もし良ければ評価お願い致しますm(*_ _)m
終わり ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)
←dande lion
34人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:幾夜 | 作成日時:2018年1月4日 10時