か わ い す ぎ る

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『ゆうと〜、10時過ぎたよ、朝ごはんできてるよ』






そうやって言いながら俺のとこにやってきたので


わざと寝たフリをする






『ゆうと、朝だよ、ご飯要らない？』






身体を揺らしてる華奢な腕を引っ張って


俺のいるところに引きずり込む






『ちょ、ねぇゆうと、ゆうと？んもう、寝ぼけてる』







寝ぼけてるていでぎゅっと抱きしめると


起きてるでしょ？って言われたので観念する






「ちぇ、バレたか〜(笑)おはよう」






『あんなんじゃバレバレだよ、おはよう』






そうやって微笑む彼女を見て思わずちゅーする





『んん、そうやってすーぐちゅーする、、、』






「ふふ、か〜わいいっ、」







『朝ごはんできてるよ？』







「いい、このまま食べちゃう」









−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−









『……と、ゆうと、ねぇ優斗！！！』







「ふぇ、？」







頬を叩かれる感覚で目を覚ますと、


俺の腕の中で慌ててるAちゃんと寝起きのもっさんがいた






「ふぇ、Aちゃん…？彼女は？」





『は？』






「え、今朝ごはんできたよって、可愛い女の子が俺のこと起こしに来て、…で、…」





『何寝ぼけたこと言ってんの………』






え、何これ夢？現実？


でも唇の感触も、全部何もかもリアルだったけど……




ちょっと動くと手に違和感を感じて、動かすと








『んん、ちょ、ばかゆうと、！』









一瞬顔を歪ませたAちゃんを見て何もかも察した


慌てて手を退けて起き上がる







『優斗、朝ごはん抜きだから！！知らない！！！』






涼「…ゆうと、Aちゃんに何した、？」





「いやマジでごめん今のは悪気はないしわざとじゃないからほんとに許して」







涼「ごめんで済むなら警察要らないから」









もっさんにしばかれてリビングに行くと作間に慰められてるAちゃんと


こっちを見てるみずっくんとガリさん






蒼弥「あ、寝ぼけてAにちゅーした奴だ」





「は、ちゅーも！？」






瑞稀「覚えてないんかい」







「だからあんなにリアルだったんだ………」







『ド変態優斗おじさん』






「Aちゃんほんとにごめんなさい」







『しばらく出禁ね、』







龍斗「寝ぼけてるからってあれは無い」





しばらく使いっ走りになりました







(てか誰と間違えたわけ)



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