捕まった少女と梵天

地下室 ページ3

ん...
目が覚めると、
部屋...？(生活感溢れる部屋だな..)


ガチャ

春「起きたかA。俺は、三途春千夜。」



気がつくと目の前にその人が立っていた。
上から目線で。このピンク野郎。


私「ちょっと、ここど..」


立ち上がろうとしたけど、立ち上がれなかった。
私の左足首にはオモリの鎖で繋がれていた。
しかも...


私『ちょっ！何よ、この服！？』


白くて長いワンピース(膝くらい)を着ていて、
裸足。背中の上ら辺に固いもの。ボタンか？


春「マイキーからの命令だから。」

私『(..まぁ、派手じゃないからいいけど..)』

って、そういうことじゃない！


私『私、絶対姫になんてならないです！』

？「マイキーに殺されたいのか。」


って、いつの間に、入ってんの？この白髪。
また上から目線で、ピンク野郎の隣にいる。



九「俺は、九井 一。お前、まじでいってんのか。」

私『まじです。帰りたいです。』

春「マイキーに変な事に合うぞ。」

私『殺されたりとか..』


そう思うと、なってあげてもいいけど..
そういえば

私『この組織って...』

すると、ピンク野郎が私の顔に近ずいて..

春「梵天だ。(ニッコリ笑顔)」

私『梵天！？』


梵天って...
日本最大の犯罪組織...！？
私は、恐怖で体が震えた

九「..めっちゃ驚いてるじゃん。」

春「(元の場所に戻り)そんなに驚くか？まぁ、別にいいけど。」

私『私、！そんな組織の姫なんてなれません..』




春「じゃあ、お前はこの部屋で大人しくしろよ。」



すると、左足首についてた鎖がなくなった。
やっと、自由だと思った。


九「これから仕事だから。」
春「フッ、楽しくな！」


ガチャ




1人。地下室。
改めてこの部屋を見ると



・１LDKぐらい
・ベット(右)の隣に机イス、棚がある。
・テレビなど、ネットのものは無い。
・枕の右にピンクの垂れ耳のうさぎのぬいぐるみ
・布団や枕はピンク。
・カーペットは、緑。壁はしろ。


タンスには、着ているワンピースが沢山。
どんだけ、白ワンピが好きなの？


ベットに倒れるようにうつ伏せになって
大きなため息をした。


私『どうして、私なの..』


私より可愛い子は沢山いるのに。


私『....千冬さん。』



誰か...


私『助けて...』


誰も居ない地下室で
1人、涙を流して静かに言った。






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(その頃

千「えっ！？Aちゃんが帰ってこない！？」
虎「大丈夫なのかよ、」
千「A..」
千「ぜってえ助ける」

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