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"なにか変わったの？"
なにか、って何が？
いや、国見くんはそれを聞いてる。分かってる、理解はしている(つもり)
でも、本当に何かが変わったわけじゃない。
突っ抱えている何かがあるんだ。それを私は持っているだからそれを国見くんに伝えないといけない、
伝えないと？何を伝えるんだっけ。
(あ、やばい)
顔に出てる、絶対顔に出てる。焦ってる顔が出てる
いや国見くんこっちみてるこっっっわ、視線が痛いっす。あ、目合ったすみません
国見｢…変わってないんだ｣
晴来『ないっす、サーセン』
謝ることでもないんだけど、と国見くんは後付けするとそのいつの間にか中身が空っぽのパフェの器を机の端へ寄せ。今日初めての面談という形となった
…なんの面談なんだろう、これ
国見｢俺、美術部じゃないよそれ分かって聞いてほしいんだけど｣
なにか改まってという形に、少しゾワゾワしていた部分があった。国見英という男は掴めないところがあるから、だからだろうか
国見くんの言う言葉に、少し期待をしていたのだ。
国見｢あのさ、絵は好き？｣
晴来『え？好きだけど』
国見｢じゃあ描きたいと思う？美術をやりたいと思う？自分で作品を、作りたいって｣
そうはお前は思わないのかと、そう問われている気がして。その言葉を聞いた瞬間、指先がピンと立った
…実際、思ってる。
描きたい、だって好きだから
国見｢顔に出てるよ｣
『え、嘘』
国見｢嘘｣
嘘かーい、嘘なんかーい
いや、ほんとに自分のことを自分で理解ができていなくて人に言われないとわからんからそう嘘はあんまり言わないで欲しい…のが本音である。
いやそんなこと言う自信も勇気も持ち合わせてないけどさ。
晴来『描きたいとは思うよ〜、実際描いてたし』
国見｢辞めたの？｣
晴来『うん、辞めた。辞めるしか方法が無かったのもあったし』
『え？』
国見｢聞こえなかった？もったいないっつったの｣
その言葉はまるで牙を向かれているようだった。
このチンケなファミレス店に、ただ1人だけ異様な空気を振りまいている男が目の前に立ちはだかっていた。
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れい - やっぱり好きな物って暫くして振り返るとしみじみしちゃいますね…私があきらくん推しになった頃に追っかけてたなぁって懐しんでますwww (1月3日 16時) (
レス) @page48 id: e1c5f3df3f (このIDを非表示/違反報告)
夕陽 - なぅちゃああああああ！！！ゆっくりでいいから更新ファイト！！！ (9月4日 18時) (レス) id: 068cca9f48 (このIDを非表示/違反報告)
夕陽 - なぅちゃん、せっかく返信してくれたのにごめんね、なぜかログインできなくなってる。新しいのでたなってみてみたら「は、良すぎだろ！？」で家で叫んで怒られたお(なんか叫んで怒られることが多いこの頃ですが)頑張ってー、応援してるぜｲｪｱ (2022年11月26日 19時) (レス) @page6 id: 788b39c782 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なぅ | 作成日時：2022年10月29日 18時
