Hey!ネスくん頭沸いてるー?.2 ページ6
こちら側の自己紹介も済み、そんなところで目の前に見えてきたのは繁華街かなにか案外早くついて驚いている。
まあそりゃこんな付近に街並みがあるんならタクシーもいらないよなっていうのが感想なのと、へぇドイツってこんな賑やかなところもあるんだな。っていうのが2つ目の感想である。
で、私たちが足を運んだのは比較的静かで落ち着いている雰囲気があるカフェだった。
「どうぞ」
さっすがイケメンアレクシスネスくん、エスコート完璧だね。お姉さんが満点あげたいところだけれど
『どこ?』
「カフェです」
『それはわかるよ、ネスくん。
あ、ブラックコーヒー飲みたいな』
「いきなりネスくん呼びですか」
ネスくんは近くの店員を呼び、ブラックコーヒーを2つ頼むと改めてマスクを外しこちらを向いた。
マスクを外した彼の顔は予想通り可愛らしいお顔をしていた。それも思ったよりにこやかで
『ダメだった?』
「ダメじゃ、ないですけど…はぁあなた本当に何も知らないんですね。」
お顔には触れず、話をそのまま続けるとネスくんは呆れたような顔をした。
何も知らない、それはつまり世間知らずと言いたいのか。
それなら結構ショックを受けてしまう、仕事が週刊誌系だからニュースとか朗報には詳しいタイプのつもりだったのだけれど。
「今日は、貴方にあって欲しい人がいるんです。」
そんな時、店内に甲高い鈴の音が鳴り響いた。その瞬間、ネスくんは一瞬ドアの方へと目をずらしたような気もした。
「この人です」
それは私に言ったのか、それとも今私たちの目の前に居る彼に言ったのか…それは分からない。
だが、ひとつわかったことがあるのは確かだ。
「Guten Abend」
「""子猫ちゃん""」
ネスくんは、見知らぬ人と見知らぬ人をお見合いをさせるような仲介(頭沸いている)人だということを。
あーー仕事してええー.1→←Hey!ネスくん頭沸いてるー?.1
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玉子ぷりん - とても面白かったです!これからもおうえんしてます!あとpixivもやられてるんですね、チェックしまS(((殴 (6月25日 18時) (レス) @page15 id: 07e67c9327 (このIDを非表示/違反報告)
玉子ぷりん - 頭沸いてるって(笑)話も題名も見ててワクワクします!更新楽しみです!応えんしてます! (6月6日 23時) (レス) @page6 id: 07e67c9327 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なぅ | 作成日時:2023年5月24日 21時