マブと11 ページ13
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私の存在を忘れたかのようにオクタの先輩3人は何かを言いあっている
仲良いな
『あーのーですねーー先輩方ーー??』
「あ、あぁすみません。えっと、女として見られたいんでしたっけ?」
『そうです』
「そう言われましてもねぇ」
「それは我々に頼むのではなく、Aさんの努力次第なのでは?」
「うんうん」
そ、その通りではあるのですけども…
いきなりド正論キツイぜ!!
「契約でどうって訳にもなりませんからね」
『薬とかないんですか?』
「…どういった薬が欲しいんです?」
『なんか…惚れ薬とか』
「貴方それ悲しい人が言うやつですよ?」
『アズールパイセン酷いっすね』
悲しい人が言うやつ?!?
いいえ!私は列記とした乙女なだけですけどー??
「…欲しいんですか?惚れ薬」
『悲しい人とか言われて、ほしいとか言えませんよ』
「なら帰りなさい」
『な!なにか!どんなことでも良いのでどうかご検討をぉぉ!!』
「分かりましたから帰りなさい!!」
帰らされた。
*
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作者名:レサ汰 | 作成日時:2020年7月4日 23時