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マブと10 ページ12

*







女の子として見てもらおう作戦!第2!!




手段は選ばないからね


青春の為には…




そう思いながら、放課後私が足を運んだ場所


そこは…





「おや、Aさん」


『こんにちは〜』





悩みがあるならここ!モストロラウンジーー!!

いえーーい(棒)


いや、まぁ正直頼りたくないとこではある


頼るにしても何をさせられるのか…恐怖だ



だが、先程言った通り。手段は選ばない!!




『アズール先輩居ますか?』


「えぇ、少し待っていてください」




店内へ案内され、ソファーに座るとさらっとメニュー表を渡された


ジェイド先輩めっっ!いや、ウツボ兄弟自体が怖い…



適当にジュースを注文しといた

金欠なのに…





「お待たせしましたAさん、VIPルームへどうぞ」


『は、はい』




案内してくれるジェイド先輩について行き、VIPルームへ入った



「珍しいですね、お一人で」


『女としての悩みがありまして』


「え?なにそれどんな悩み〜??」




何故か私の隣に座るフロイド先輩

ジェイド先輩も部屋を出ていかないし


え、?聞かれるの??私の悩み??




『あの、女の子として見られたくて』


「はぁ…ち、ちなみにですが、特定の人物が居るんですか?」


『エースとデュースです』


「はぁ?!なんで〜?俺の方がいいでしょ〜?」


「いえ、なんなら私の方がいいでしょう?幸せにできますよ?」


「いいえ!!ここは私でしょう?貴方の望む事全て叶えてあげられます!」





なんなんだオクタヴィネル寮の人達って…








*

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作者名:レサ汰 | 作成日時:2020年7月4日 23時

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