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*
『はぁ、』
勢いで電車を降りた
が、もちろん行くところなんてない
歩いて学校まで行く気力もない
第1こんな目が腫れた状態で人が多いところにいけない
なんで泣いちゃうんだろうな
そう思いながら特に向かう場所もなく歩いていると、誰かとぶつかってしまいフラフラな私は踏ん張れず後ろに倒れてしまった
「あ、わり！大丈夫か？…って」
『はい…あ』
「また会ったな」
私がぶつかった相手は、前にも同じような事があったあの人物
AAAの日高光啓さんだ
「よっと」
私の腕を掴み立ち上がらせてくれた
『すみません』
「ん？」
泣いてたせいで上手く喋れず、下を向いていると日高さんが顔を覗き込んできた
『なんですか』
「なんですかじゃないよ、どうした？」
『なんでもないです』
「嘘つくのは良くないよ？今日は学校行かないの？」
『もういいんです』
すみませんでした。と、一言告げて立ち去ろうと思うと、しっかりと腕を掴まれた
「泣いてる女の子を一人にさせられないよ」
『大丈夫です』
「ほんとに？俺から見るとさ、」
「辛そうに泣いてるよ？」
『ｯ…』
「俺に甘えてよ？」
『…』
「じゃあ強制、俺に甘えなさい」
そう言い私を優しく抱きしめた
*
続く (更新停止中)
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レサ汰(プロフ) - はるさん» ありがとうございます！そう言っていただけて光栄です(´ｰ｀) (2019年8月19日 22時) (
レス) id: a0453bcce4 (このIDを非表示/違反報告)
はる - この作品、好きです。頑張って下さい。 (2019年8月13日 11時) (レス) id: e5f9f3fa90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レサ汰 | 作成日時：2019年7月21日 23時
