あの事務所のモデルは超有力校の吹奏楽部でした！？〈two〉【完結】 (ページ11)

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56話ページ11

無事、旅行を終えて帰宅しました～！

で、今は普通に学校。

いじめは減ったけど、相変わらずなっちゃんに無視される。

部長と副部長だから、仲良くやりたいけど…

A「えーっと、来月の地域コンサートに向けての楽譜です。」

りさ「先輩！私はセカンドですよね？」

A「んーん。１年にはそろそろファーストやってもらわなきゃ」

りさ「えっ！？」

千夏「凄いじゃーん。１年でファースト♪」

A「ソロとかあるから、ガンバ！」

なっちゃんは私を睨み付けてくる。

それに気付いた柚月が…

柚月「那月。部活の空気を悪くさせるの止めてね。私達、再来月でもう引退だから」

そう、本来なら１１月で引退だが、この学校は１ヶ月遅れでの引退なんだ。

那月「………」

蘭子「あんまり気にしないでね。別にAが悪いわけじゃないから」

那月「Aが悪いんだよ！」

柚月「那月！」

凪沙「あのさ」

珍しくなぎが声をあげた。

凪沙「どっちが悪いかなんて私には分からない。でもさ、１人でネチネチ言うより、本人にはっきり言いなさいよ」

乃々果「そうだよ！」

乃々果も賛同。

那月「Aさ」

なっちゃんが私をいじめる理由が明らかになる。