エンディング 3

強がり ページ1

・









小瀧 × × × 藤井









・設定は「 ありがとう 」と同じです。


・精神系とリクエスト頂いたので、
睡眠障害にさせていただきました！








......

side.望









望「......りゅうせ、」








小さくなる背中に後ろから声をかけると、
ぴくんと肩が揺れた。









流星「......ぁ、」









望「......眠れへん？」









流星「......大丈夫、眠れる、」









ここ最近、ずっとそう、

流星にどんな事情があるかとか
聞けへんから分からんけど、
とりあえず寝るのが遅くて、





俺が二段ベットの上に上がると
ちゃんと布団に入って目を瞑ること
からして、寝らんというより、
寝れんの方やと思う。








望「......ちょっと、休憩しよか、」









ぎゅっと目を瞑って大丈夫と訴える
流星に、おいでと手を伸ばす。






力なく開いた瞳は行き場もなく
うろうろして、涙を溜めながら
俺の胸へと収まった。









流星「......はぁ、、はぁ、」









......わ、熱あるな、





怪しいとは思っとったけど結構な熱さで、
これはぐったりするやろとひとりで納得した。









望「......いつから寝れてへんの？」









流星「......、一週間前、くらい、」









伺うような視線でそう答えた流星に、
思わずため息が漏れた。






一週間まともに寝れんとか俺やったら
耐えられへんと思う。









流星「......ぁ、でも、大丈夫、やから、


今日は寝れるから、、うん、」









やから望は寝て、？なんて
夜中二時を示す時計をちらちら確認
しながら流星は俺の背中を押す。









流星「明日も、朝早いんやろ、？

キャプテンの集まりあるって、大毅
から聞いた、」









望「......あるよ、


やけど、最近寝れてへんの知って
残して寝るとか俺は無理やし。


かなり熱あんで、？流星、
気付かんでごめんな、」









自分の高熱に気づいとったんか、
俺に指摘された流星は小さく
肩を落として、拳を握り締めた。

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