十六滴 ページ17
かぁさんのおもかげ
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左近/三郎次「ふざけるなよ」
三「まぁからかってた俺達も悪かったけど」
左「灰に無意識でしてるのも酷いよな」
伊助「何が無意識でやってるんですか」
三「本人が言ってないのに俺たちが言うかよ」
庄左ヱ門「...なぜそんなに狐柚を特別扱いするのですか?」
左「特別扱い?してないけど」
乱太郎「だって狐柚には意地悪じゃないですか!!」
三「灰のどこをいじるんだよ」
左「土井先生のお話をきちんと聞いて宿題もきちんとや
ってテストはいつも高得点」
三「実技もきちんとこなしている」
「お前らはどうだよ」
左「授業中は寝てるから教えてもらったのに教えて貰っ
ってないと言う。失礼だよねぇ」
三「それに実技もいまいち。いくら実践に強くたって
手裏剣のひとつも上手く投げれないようじゃな」
左「このままじゃ進級できんの灰と庄左ヱ門だけじゃ
ないw?」
三「それはあるかもなw」
は組「ッ!!!」
作兵衛「三郎次、左近。そこまでにしとけ」
孫兵「怒りに任せて言い過ぎだよ」
左近/三郎次「でもッ」
作「でもじゃねぇ」
孫「2人がごめんね」
作「すまん」
「でも」
孫兵/作兵衛「俺/僕も同じだから/な」
伊作「なぜ君たちはそこまで詳しく知っているんだい?」
孫兵「灰から聞いたからです」
作兵衛「あ、聞こうとしなでくだせぇ」
留三郎「なんで」
ガサッ
あ『ん”』
左「灰?起きた??」
あ『さこんせんぱ...』
三「大丈夫か?」
あ『さぶろーじせんぱぃ』
『ズビッ...ポロポロ(泣く』
左「わわッどしたの?」
あ『みんなが、みんながぁ』
三「大丈夫だからな」
あ『うぅッ』
左「よしよし(撫でる」
作「まぁそういう事なんで出てって貰えますか?」
孫「灰も疲れてるし新野先生だけいてもらえれば
十分なので」
伊「いや、患者は基本保健委員が、」
作「酷くなるので大丈夫っす」
孫「とりあえず出てって貰って」
ピシャンッ(勢いよく閉める
新野「私は医者です。患者の容態を治すために情報が必要
です」
孫「まぁ、新野先生なら...でも今からのことは誰にも
言わないでくださいね。本人が望んでないので」
作「誰かが聞いてるかもしれないんでこれでお願いしま
す」
新「(紙...なるほど、)」
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作者名:柚 | 作成日時:2023年9月2日 16時