十二滴 ページ13
わかんないや
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孫「左近手当終わった?」
左「今ちょうど終わりました」
孫「そっか」
左「...灰綺麗にだよって言ったら凄く嬉しそうでし
た」
孫「...過去にあったとしても忍術学園に入ってからは
止めてたから流石に負担があったんだろうね」
作「おーい飯持ってきたぞー」
三「って灰寝ちまってんじゃねーか」
左「さっき寝たばっか」
三「まぁ、疲れたんだろうな、」
作「...意識失いようがねぇもんな」
孫「さ、僕達もご飯を食べよう?冷めてしまうよ」
作「そうだな、俺たちが元気でいねぇと!」
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団蔵「ねぇ、金吾」
金吾「...どうしたの、?」
団「僕のせいで狐柚があんな風にされちゃた」
「僕はただ見てるだけで、狐柚は守ってくれたのに、」
金「...団蔵だけじゃない、僕も同じだよ」
「僕も、見てるだけだった」
団「今までは冷たいヤツだって思ってたけど、
考えてみれば今までの僕たちがおかしかったのかも」
金「...どうして?」
団「...だって、いくらは組だからってテストの点も実技
もボロボロ」
「いくら実践が強くても...実技をまともに受けないから」
「今日みたいなことが起きるんだ...」
金「...確かにそうだね、」
「僕らは...自分たちを高く見すぎたんだ」
団「謝りたい。今回のこと、今までのことを。
それで、ありがとうってお礼を言いたい。」
金「僕も、同じだよ」
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作者名:柚 | 作成日時:2023年9月2日 16時