十滴 ページ11
⚠️過呼吸、ちょっぴりぐろいかもしれません
それでも良ければお進み下さい
ﾄﾞｸｯﾄﾞｸｯ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
伊作「何があったって言うんだ、」
文次郎「ｯ団蔵!!」
小平太「金吾!!どこだ！」
留三郎「狐柚!!」
団蔵「せんぱ、」
文次郎「団蔵!!大丈夫か!?」
金吾「おれ、俺たちｯ!!!」
小平太「落ち着け。ゆっくりでいい」
連れてかれた時のこと
狐柚が○されていたこと
全部言える範囲で話した
遅れて到着した山田先生達は驚いた
山田「これはｯ!!!誰が山賊を...」
団蔵/金吾「...」
山田「まさかお前たちが、？」
団蔵「ちがう！僕と金吾じゃない！」
金吾「僕たちは縄で縛られて何も出来なかったんです...」
土井「てことはまさかｯ!!!」
山田「...狐柚はどこにいる？」
団蔵「...あそこです」
団蔵が指したのは部屋の角っ子だった
全員「ｯ!!!???」
みんな目にした瞬間に驚いた
縮こまった狐柚の体は白い物で汚れ
身体中にはたくさんの痣
その痣を隠すかのように血がべっとり着いていた
狐柚は近寄る気配にﾋﾞｸｯと反応し
ｷﾞﾗｯと警戒の眼をした
だが、体は酷く震えていた
みんなが更に近寄ることにより狐柚の
警戒は増すばかりだった
伊作「酷い怪我だ...早く治療をしよう？ね？」
伊作が狐柚に手を伸ばした瞬間
ﾊﾟｼｯ!!
狐柚が伊作の手を弾く音が響いた
あ『...な、』
『ｯ!!!近寄るな!!』
この叫びの流れで次々と狐柚は叫び声を上げた
あ『やめろｯ!!触らないでｯ!!ごめんなさｯ!!』
あ『もうやめてｯいれないでｯ!!!お願いｯ』
あ『なんでｯ俺ばっかりｯ!!!』
あ『お願い、その2人だけは、やめてｯ離してｯ!!!』
狐柚の叫び声は酷く心に刺さる声だった
あ『ｶﾋｭｯハｯ!!ハｯ!!』
『ぁｯﾊｯ!!ぃやｯﾋｭｯゃめｯﾊｯ!!』
土井「まずい、呼吸がｯ」
なんでおれなんだ
くるしい
いたい
いきができない
たすけて
作兵衛/三郎次「灰!!」
next
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 69人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：柚 | 作成日時：2023年9月2日 16時
