Story 30 ページ31
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翌日。
私は日誌を職員室に届けて教室に戻ってきた。
貴「あれ大我、今日桃花は？」
大「なんか用事で先に帰った。
Aこそ、樹や北斗は？」
貴「別に…一緒に帰らなきゃいけないわけじゃないし…先に帰ったんだと思う。」
大「じゃあ、帰るか。久しぶりに。笑」
なんか、なんだろう。
最近今までと違うんだ。
学校の門を出ると
貴「大我、あれ…」
慎太郎くんが待ってた。
貴「桃花なら先に帰ったけど…」
慎「いや、今回はお前に用がある。」
と言って大我に視線を向ける慎太郎くん。
大「なんだよ。」
慎「桃花に、はっきりと振られた。
でも桃花のこと泣かしたら俺、ただじゃおかねーから。」
大我はふっと笑って
大「心配すんな、桃花を泣かす事はしない。」
慎太郎くんは正直で純粋だ。
私は…桃花を友達だって思ってるくせに
嫉妬して応援できなくて
大我を諦めきれずに樹に甘えてる。
こんな自分が嫌いだ。
『俺は桃花が好きだ。』
桃花は幸せ者だな。
あんなに大我に想われて…
私がその存在になりたかった。
大「A？」
私が急に立ち止まって大我は振り返る。
貴「私、大我のこと、
昔からずっと好きでした。」
幼なじみって素直に伝えるのが逆に難しい。
この関係を壊したくないとか
嘘でしょ？なんて笑われたらどうしようとか
そんな事考えちゃって。
大「ごめん。
俺、Aの気持ちにはこたえられない。」
ずっと桃花に大我を取られたって思ってた。
でも違うね。
家に着く頃にはすっかり日は落ちて
赤より紺色の空が多かった。
貴「じゃあね、」
大「俺、Aのこと家族みたいに大切だから。
それは昔も今もこれからも変わんねぇから。」
家の中に入る大我の背中を見送る。
ああ。私、気持ちを伝えてよかった。
この気持ち、やっと��過去��にできた。
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秋斗(プロフ) - 桜さん» ありがとうございます！ 続編は近いうちにパスワード解除するので少しお待ちください(＞＜) (2016年9月13日 12時) (
レス) id: 723b3fd102 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - いつも更新を楽しみにしています。続編のパスワード教えてもらえませんか？ (2016年9月13日 12時) (レス) id: 295b2f8bdd (このIDを非表示/違反報告)
秋斗(プロフ) - ゆめさん» いつもありがとうございます！ 頑張ります♪ (2016年6月14日 7時) (レス) id: 4f84a42ad6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - 樹くんの告白キュンとしました！！（笑）続き楽しみにしてるので頑張ってください＼(^o^)／ (2016年6月13日 23時) (レス) id: 759266591d (このIDを非表示/違反報告)
秋斗(プロフ) - 莉桜さん» コメントありがとうございます！ まだまだ未熟です。笑 これからもよろしくお願いします♪ (2016年6月9日 13時) (レス) id: 4f84a42ad6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋斗
| 作成日時：2016年4月17日 22時
