Story 22 ページ23
・
いつの間にか朝になっていた。
流れるように歯を磨いて顔を洗って
制服に手を通した。
貴「…はぁ。」
学校行きたくないな。
部屋にある全身鏡に写る自分を見て思った。
「Aー？朝ごはーん！」
下からお母さんが叫ぶから
「はーい。」と返して下に降りた。
・
貴「おはよう、」
大「おはよう。」
いつもと変わらない朝。
大我の白い腕に少し昨日の傷が残ってる。
貴「昨日、桃花大丈夫だった？」
大「うん、」
貴「よかった。」
下駄箱で靴を履き替えてると突然
「あのさ…」と大我が口を開いた。
大「俺、草原と付き合うことになった。」
一生大我から聞きたくなかったセリフ。
だけどわかってた。
いつかこうなるって。
桃花も大我が好きで
大我も…
気づいてた、そんなの。
貴「そっ……か。」
私は大丈夫。
貴「よかったね！
大我、桃花のこと好きだったもんね。」
大「やっぱバレてたか…」
貴「もちろん、何年幼なじみやってると思ってんの。」
大「そうだな、ありがとうA。」
幸せそうに微笑む大我だった。
教室へ向かう廊下で
前から樹と北斗くんが歩いてきた。
相変わらず樹はチュッパチャプス舐めてる。
すれ違う瞬間目が合ったけど
昨日のことを思い出しちゃって
すぐに逸らした。
大「どうかした？」
貴「んーん、なんでもない！」
私の初恋は終わったって自分でも思ってた。
だけどそう思おうとしてただけだった。
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秋斗(プロフ) - 桜さん» ありがとうございます！ 続編は近いうちにパスワード解除するので少しお待ちください(＞＜) (2016年9月13日 12時) (
レス) id: 723b3fd102 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - いつも更新を楽しみにしています。続編のパスワード教えてもらえませんか？ (2016年9月13日 12時) (レス) id: 295b2f8bdd (このIDを非表示/違反報告)
秋斗(プロフ) - ゆめさん» いつもありがとうございます！ 頑張ります♪ (2016年6月14日 7時) (レス) id: 4f84a42ad6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - 樹くんの告白キュンとしました！！（笑）続き楽しみにしてるので頑張ってください＼(^o^)／ (2016年6月13日 23時) (レス) id: 759266591d (このIDを非表示/違反報告)
秋斗(プロフ) - 莉桜さん» コメントありがとうございます！ まだまだ未熟です。笑 これからもよろしくお願いします♪ (2016年6月9日 13時) (レス) id: 4f84a42ad6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋斗
| 作成日時：2016年4月17日 22時
