◆ロッカーフラグ【shp】 ページ3
筆記:るるる96 ※学パロ
ーーー
後方から微かに耳を突く足音が鼓動を早めた。階段をかけ上がれば、じんわりと内側から足が熱くなる。
滅多に運動のしない私にとって地獄だった。しかし、まだ逃げなければ。直線上に続く廊下は、逃げる事を拒否しているかのように見晴らしが良すぎる。ならば、隠れる他に選択肢はなかった。走りながら教室の中を覗けば、一人の人影。
どきりと心臓が音をたてるが、そこにいたのはショッピ。生徒会員の一人だ。ほっと胸を撫でおろす。
何故、生徒会員が逃げ回らなければいけないのだろうか。単純な鬼ごっこだ。
生き残れば昼食が無料になるというのだから本気になるのは仕方がない。
ショッピのいる教室に入れば、ショッピも肩をびくりと震わせるが、こちらを見れば安堵の表情を浮かべた。
なんや、Aやったんですか。そう口にされれば、階段からの足音に二人身を固くする。
『どうしよう……』
「とりあえず、隠れる他無いんじゃないですか?」
眠たげな瞳で手を引くショッピは、自らロッカーへと入り私も押し入れれば、静かに扉を閉めた。
これはまさかのロッカーフラグ!?
いや、こんな何もかもに怠そうなショッピがそんなの回収する訳は…
ありました。ごめんなさい。
狭いと言っても人二人が入れるロッカーだ。けれども体は自然と密着する。足と足の間に膝を入れられるのがわかった。やめてよ。フラグ回収しないで。
上半身を屈めたショッピの息は耳を刺激する。背中に回った腕は逃がすことを許さない。
『くそ野郎…』
「バレますよ」
暗い中でもショッピのゲス顔が脳裏に浮かぶ。足の間の膝がぐっと上にあがる。
ひっ、と息が口から漏れれば、くすりと笑われる。
どんどんと近付いてくる足音。膝をぐりぐりと強めに動かされれば、もう終わりだった。
『ひゃぅ !? ん、ぁ…ふ、』
出したくもない声がロッカーに響く。
主犯なのに、静かにしてください、と言われ口を唇で塞がれる。
足音は教室内にせまっていて、見渡しているのがわかる。
ふざけんな、と思いながら力の入らない私の口内に、舌が侵入する。
ぴちゃ、と水音をたて犯すその隙間から、私の息と小さな声が漏れる。
頼むから鬼さん早く何処かに行って下さい。
ーーー
黒いるるること、るるる96です 〜〜 !!
しょっぱなから激甘をかますっていう度胸を褒めてほしい。
参加者募集中ですので、是非是非 !!
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るるる96 - ありさんさん» またあったね！！！！（騒音）心ぴょんぴょんまち（強制終了）嬉しいです ~~~~ 本当に皆さん凄いですし！！ (2020年5月23日 19時) (
レス) id: 1a7179313a (このIDを非表示/違反報告)
ありさん - やぁ(懐かしの)またあったね！←おまだれ 見てて心がぴょんぴょんしてました…ｳﾞｯってくるのもニヤニヤしちゃうものもあって、やっぱ皆さんすごいなぁなんて思いました。お星様ポチッとな (2020年5月19日 23時) (レス) id: 1680e79eb8 (このIDを非表示/違反報告)
るるる96 - 赤い猫は眠りたい(しゅがぁ)さん» あ - 、私がログインしていないからですね、まあ大丈夫ですよ (2020年5月5日 10時) (レス) id: 1a7179313a (このIDを非表示/違反報告)
るるる96 - 桜華さん» は - い !! (2020年5月5日 10時) (レス) id: 1a7179313a (このIDを非表示/違反報告)
赤い猫は眠りたい(しゅがぁ)(プロフ) - あれ…なぜか私が作った事になってる…るるるさんの検索に飛べない…あれ？？ (2020年5月5日 0時) (レス) id: c492f94ea8 (このIDを非表示/違反報告)
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