東海昔ばなし 5 ページ13
りょうside。
.
1993年6月11日生まれ。
ふたご座。
今日の星座占いは1位だった。
占いなんて別に信じてないけど
1位で悪い気はしない。
今日の占いを読み上げるアナウンサーの声がぼんやり耳に残ってた。
.
「やば、これ提出いつまでだっけ？」
俺の手には数学の課題プリント。
悠真「んーと今日の放課後
今のうちに出しといたら？
放課後部活だら」
「そうするわ」
4時間目の終わりを知らせるチャイムが鳴って
各々昼飯の準備を始め出すと一気に教室は賑やかになる。
隣の席のはるも例外ではなく
弁当を持ってどこかへ行こうとしていた。
「あれ、誰かと食べんの？
新しい彼女？」
悠真「そんなんより大事な子ー」
来る者拒まず去る者追わずなはる。
ついに特別が出来たかーなんて思ってた。
.
A「んわっ」
提出物に厳しい数学担当の先生に無事に課題を出して帰る途中だった。
「えっ、ちょ！」
上から女の子が降ってきたのは。
咄嗟に両手を広げて小柄なその子を受け止める。
尻もちはついたけど
俺もその子も特に大きな怪我はなさそうでホッとする。
「危なー…
大丈夫？」
A「ご、ごめんなさい！
怪我してませんか？！」
心配そうに俺を見つめるその子は
透き通るような琥珀色の目をしていた。
「大丈夫
逆に怪我してない？」
A「おかげ様で大丈夫です」
ふわ、と柔らかく微笑んだ彼女に
思わずドキッとする。
A「あの、何かお礼させて下さい。
お財布持ってるんで！」
ほら！と思い出したように片手に持ってた財布を見せる彼女のどこか得意気な表情が可愛い。
「ははっ
何か買いに行くとこだったの？
別にいいよそんなの」
A「私の気が済まないので！」
ーーーー…『思いがけない出会いの予感！
恋に発展する可能性も。
ラッキーポイントは階段』
朝の占いがフラッシュバックした。
「じゃあ、お願いしようかな？」
俺がそう答えると彼女は満足そうに微笑んだ。
「ねえ名前聞いてもいい？」
A「柴田Aです」
「あ、もしかして隣のクラスに来た転校生？
10組の福尾亮です」
A「えっ！
先輩だと思ってた！」
「同期だよ」
A「そっかあ」
目をまん丸くして驚いた後、ふにゃっと笑ったAちゃん。
…やばいなあ。
いつもならスルーする占いも
たまには信じてみようかな。
とにかく自慢しまくれ！自分プレゼン大会！！！ 1→←東海昔ばなし 4
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アリス - なごみさん» はい､こちらこそよろしくお願いします (2018年11月4日 11時) (
レス) id: cb597fc79d (このIDを非表示/違反報告)
なごみ(プロフ) - アリスさん» アリスさん初めまして。わあホントですか( ; ; )ありがとうございます…これからもどうぞ宜しくお願い致します！ (2018年11月3日 9時) (レス) id: 6e4205358e (このIDを非表示/違反報告)
アリス - なごみさん、わたしいつも見ていますこの作品も大好き (2018年11月3日 6時) (レス) id: cb597fc79d (このIDを非表示/違反報告)
なごみ(プロフ) - milkmilkmilk723さん» milkmilkmilk723さん初めまして！お立ち寄り頂きありがとうございますm(_ _)m貴重なご意見までありがとうございます。候補として入れさせて頂きます！ (2018年10月31日 9時) (レス) id: 6e4205358e (このIDを非表示/違反報告)
milkmilkmilk723(プロフ) - いつも楽しませて頂いておりますー！全員分の落ちを1話ずつとかでもいいのでこれはほしいです！！！！検討くださーい！ (2018年10月31日 9時) (レス) id: c4d2b62b12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：編
| 作成日時：2018年10月27日 1時
