愛される事の嬉しさ ページ45
「智の側に…智の近くにずっと居るから…。
ねぇ…智、私とツナガッテ？」
私が彼のモノに触れると彼は何を言う事もなく太陽の光が見える中、深い深い愛をくれた
まるで何か魔法をかけられた様に今日はずっと彼にくっついていたかった
彼から離れたくなかった
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次に目が覚めた時には隣に居た彼の姿はもうなかった
残っていたのは彼が残した温もりと灰皿に残った煙草の吸い殻…
そして―――――1枚のメモ
『Aへ。
今日はてっぺん回るだろうからご飯大丈夫だよ。
来週からはツアーだから、その前にちゃんと話つけて12月には結婚しよ。
俺、何があってもAを離したりしないから。
また起きたら連絡下さい。
智』
「智…。」
私の目から涙が溢れた
こんなにも愛してくれる人が私には居て…
ずっと外見にも中身にも自信がなかった私がこんなにも素敵な人と結婚して良いの…？
頭の中がぐしゃぐしゃで暫くただただ涙を流していた
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沢山泣いた後は彼に連絡して…
後は掃除をして…
洗濯もして…
色々録ってたのを見たり…
気が付けばそろそろ月が姿を見せる頃になっていた
彼はご飯要らないって言ってたけど…
少しだけタッパーに入れて冷蔵庫に入れとこうかな…
でも、どっかでお腹一杯食べてきたらな…
色んな考えが頭に浮かんだけど彼の為に少しだけおかずを作っておく事にした
後は寝る前にメモを残しておけば…
色々しているとあっという間に時間は過ぎて…
気が付けば時計は日が変わった事を示していた
まだ智は帰って来ない
それどころか連絡すら来ない
ひょっとして…
私の頭の中では色んな憶測が飛んだ
事故に遭った？
それとも……
誰かと浮気してる？
後者なら私はどうすれば良い…？
色んな考えを張り巡らせているとアプリの電話が鳴る音がした
「もしもし…。」
電話越しに聞こえてきた声は求めていた声ではなかった
？「Aさん。
俺でごめん。二宮です。」
「何でニノが？」
私の頭の中はさっき浮かんだ前者の考えが支配していた
和「Aさん、ひょっとして嫌な事考えてました？」
「違う…の？」
和「大野さんならピンピンしてますよ。
相変わらず貴方に早く会いたいって…。
それなのにあの人…俺達の為に…。」
「智はニノ達に何を？」
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作者名：和也☆章大☆忠義Love | 作成日時：2017年10月11日 23時
