裏切りの代償Ⅱ (ページ21)

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姉は大変ですページ21

「智君ったら驚き過ぎ笑
因みに彼女、敵チームだけど仲良くしてあげてね！！
それと…妹に手出したら許さないから！！」

智「分かってる。
言われなくても俺にはAしか見えてねぇーよ。」

…なんて、キスするだけですぐに顔を赤くさせる彼女が可愛かったりする

「もう智君ってば恥ずかしい///」

智「別に良いじゃんかー。
付き合ってんだし。」

「そうだけどさ…。」

…なんて話していると俺の後ろでピョコピョコ跳ねてる人が居た

智「ちょっと相葉君…何がしたいの？」

雅「えっ？
あっあのいや…。
Aちゃんの妹って、どんな子かなーって思ってさ！！」

智「見たいの？」

雅「えっ？
いっいやでもリーダーが…。」

智「良いよ。
桜花ちゃんって言うんだって。」

雅「はっ初めまして！！
嵐の相葉雅紀でーす！！
桜花ちゃん宜しくね♪」

桜「はっはい！！
よっよっ宜しくお願いします！！
ねっねぇ…お姉ちゃん…潤君、居るかな？」

「潤君ねー。
潤君なら奥に居るんじゃない？
智君、お邪魔しても大丈夫？」

智「あっ…。
そっそういう事か…。
別に大丈夫だよ。
どうぞ♪」

俺は何となくだけど…

彼女の妹はきっとMJの事、好きなんだと感じた

そりゃ姉がニノ好きなら自然とそうなるだろうし…

俺の言葉で2人が楽屋に入るとMJは奥で飲み物を飲みながら雑誌を読んでいた

Youside―

「潤くーん！！
今日は潤君に紹介したい子が居るんだけど、いい？」

楽屋に入ると奥で飲み物を飲んでいた潤君を見つけ声をかけた

潤君は雑誌とカップを持ったまま、顔だけこちらに向けると返事を返してくれた

潤「俺を呼ぶなんて珍しいじゃん。
どうしたの？」

「あのね…潤君に会いたいって子が居てさ…。
…ジャーン！！」

私は後ろに隠れていた妹を私の前に登場させた

潤「この子、何処かで…。」

「潤君なら分かると思ったんだけどなー。
この子はこの前の有名な監督さんの映画のオーディションで初めて主役を勝ち取った空風(そらかぜ)桜花。本名はA桜花。
私の妹だよ。」

潤「あぁー。
確かこの雑誌に載ってたような…。」

潤君が読んでいた雑誌を一緒に見ると確かにそこには妹の姿が…

潤「やっぱりお姉さんに似てちょっとほんわかした子だね。
写真見るとバリバリのOLみたいに凄くしっかりした子かと思ってたけど…。
でも2人、あんま似てないね？」

「まぁ…ね。
桜花、話しても大丈夫？」

桜「うん…。
潤君、引かないでね？」