裏切りの代償Ⅱ (ページ11)

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初めての…？ページ11

智「だって俺と付き合うなら俺の事ちゃんと話さないとさ。
…Aは幻滅した？」

「ちゃんと話してくれてありがとう。
うん、うん。
私は大丈夫だよ。
だって今はちゃんと智君の愛を感じる事が出来てるから。」

智「なら、良かった。
そうだ…。
もっと愛が伝わる事しちゃる！！」

そのまま私と彼が顔を見合わせると段々顔の距離が近付く

後、数センチ…

その時、レンジの音が室内に響いた

「あっ！！
今、温めてたんだ！！
智君、取って来るからちょっと待ってて！！」

私は彼から離れると、ご飯とおかずを入れたタッパーを持って彼の座るソファー近くの机に運ぶ

ご飯を食べ終えると私達は他愛のない話をした

メンバーの話、智君の話、私の話、今日の話…

色々話してたらあっという間に日が変わっていた

智「A、明日は何時から？」

「明日は昼から！！
智君は？」

智「俺も昼から！！
だからさ…今日はちょっと夜ふかししねぇ？」

「夜ふかしって？
それに智君…家帰んなくて良いの？」

智「まぁ…俺に任せて！！
今日はAん家泊まるつもりで来たから大丈夫！！
後さ…風呂、一緒に入んねぇ？
A、お風呂まだっしょ？」

「えっ？えっ？
それって…。
あっ！！えっ？」

智「うん？
俺、結構ストレートに言ったから分かった筈だけど…。」

「分かったよ。
分かったけど…。
えっ？
わっ私、何にもあげれないよ？
それに何も分からない…。」

智「何にも要らないよ。
ありのままで居てくれりゃ良いの。
全部、俺に任せて。
ってか…Aって○女なんだな笑
こんなに可愛いからあるかと思った！！」

「智君…。
わっ私…。
智君の御眼鏡に適うか…。
うっうるさい///
私、ずっとニノだけだったから彼氏すら居た事ないんですー！！
すいませんねー！！」

智「俺が欲しいんだから心配しなくて良いじゃん。
でも何でキレるの？
俺が一番だって思うと凄い嬉しいから言ったのに…。」

「そりゃ心配しかないよ…。
別にキレてないよ！！
はっ恥ずかしくなって言っただけから…///」

私は恥ずかしくなって顔がどんどん赤くなって熱くなる

その時、唇に柔らかい感触が…

一度、唇が離れたと思えばまた重なる…

それは段々深くなり、息が出来なくなりそうな程情熱的になっていく

その最中で感じたいつもと違う感触が慣れないけど何故か悪い気はしなかった

私の腰より下をゴツゴツした手が触れた

「うぅん…ふぅうん…。」

智「うぅん…うぅん…。」