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笑わない人(翔side) ページ22

スタッフから弁当が届いて、

ソレを受け取った相葉ちゃんが一人一人に配って行く。

隅っこで携帯をいじっていたAにも。

雅「A−?弁当来たよ、食ぉ?」

そう誘う相葉ちゃんをチラッと見て、放った言葉は

A「いい、」

そしてAは黒の財布を持って楽屋から出て行った。

俺の隣に座った相葉ちゃんはAの分の弁当を

ニノの隣に置いて、いただきます!と手を合わせ食べ始めた。

翔「アイツさ、最近何も食わねぇよな、」

潤「な、倒れるよな、」

松潤との会話。

しばらくして戻ってきたAの手にはペットボトル。

中身は水。

5人固まって弁当を食べている俺らの横を素通りしようとしたAの前に、

ニノが弁当を差し出した。

和「食えよ、」

一言だけ言ったニノに

A「いらない、食べていいよ、」

感情も何も入っていない声で俺らにそう言った。

その瞬間松潤が立ち上がり、

ニノから弁当を奪い取ったかと思うとAの前にソレを差し出した。

何も言わずに松潤を見つめたAはすげぇ怖くって…

でも何も動じない松潤も凄いと思う(笑)

小さいため息をつき、弁当を食べだしたかと思うと、

ほとんど手つかずの状態で松潤に返したA。

A「ごちそうさまでした、」

また感情の入っていない声でそう言い放ったAは、

カバンの中からポーチを取り出し、

また、楽屋から出て行った。

はぁ、とため息をつく俺ら5人。

潤「ダメだわ、」

冷たいAは、笑うことなんてなくって…

でもそんな性格にしてしまったのは…俺たちの責任でもあるのに…

すげぇ、切なくって…すげぇ…悔しいのに…

好きな気持ちが…どんどん大きくなる…

彼からの要望→←意味不明


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作者名:夢乃 | 作成日時:2011年1月10日 11時

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