メンバー ページ3
潤「Aー?次お前。」
雑誌のソロカットの撮影で呼ばれる。
A「はぁい...」
こんなもの撮らなくても...
私のページなんて見る人居ないでしょ...?
真っ白なセットに置かれた可愛い...セット。
小さい机とその上に置いてあるパフェ。
こんな可愛いセット...他の女優さんとかに使えばいいのに...
カメラマン「もっと笑って!天使みたいに!」
楽しいこと無いのに...天使みたいに...笑えないよ。
私が居なくても嵐、絶対行けるよね。
撮影が終わって楽屋に戻った時に、目に入る封筒。
他のメンバーのファンレターは段ボール2箱分。
それに比べて私への手紙は段ボール何かに入れなくても
良いくらいの...3通。
しかもこの大半が悪戯の手紙だから笑えてくる。
とりあえず一通ずつ封を切って読んでいくけど、
3通中3通が悪戯っていう悲惨な結果。
ズバッと真ん中からその手紙たちを一気に切って
【処分対象】と書いてある箱に入れる。
普通なら事務所の人たちが一回読んで
私たちのことを傷つける手紙は掃けるんだけど、
そんなのしたら私への手紙は無くなっちゃうからね。
配慮なのか何なのか知らないけどもう...わけわかんない。
普通の高校生として...卒業して...
一般人として一生を終えられたらどんなに楽だったかな...
私がその3通の手紙を処分しているのを見て
和「また...?」
ゲームの画面から顔をあげて私を見る。
A「お察しの通り。」
和「お疲れ様です。」
本当...人事。
自分たちのことじゃないからって...
6人で嵐。
もう...いっそのこと5人で嵐にしちゃったら...?
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革ベルト
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作者名:夢乃 | 作成日時:2011年1月10日 11時