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「何この状況」
「何だ、何も知らずに来てたのか」
「あ、あれれー??」
対抗!?
対抗って何!?
いや、二校しかないのはわかるけど!?
もうそんな時期なんですか…。
噂には聞いていた、けど私去年見てないし。
京都姉妹校交流会…?
交流なの…?…これ…。
「Aおいで」
「え」
「いやこっちでしょ、何してんの?人の姉に」
「おや、居たのか、小さくて見えなかった」
「え」
「姉さん、危ないからこっち来て」
手を離せ。
そっちが離せ。
Aが痛がっている、それにAとはもう家族ぐるみの付き合いだ。
守銭奴が何言ってんの?
「あのぉ〜…私もモニター見たいんですけど」
「A、コイツのそばに居ると疲れるだろう?」
「コイツって何?え?そんなこと言っちゃうの?え?」
「Aとは同じ夜を共にした中だ」
「マジ?」
語弊がある!!!
すごくハレンチだ!!
驚いて冥冥さんを見ると可愛いねぇと頭を撫でられた。
悟は「触るな」と手を払おうとするも逆に払われる。
「熱い夜だったな…」
夏真っ盛りでしたからね!!
「それに君の体はとても綺麗だった…」
お風呂一緒に何回か入ったことありますからね!
「そして絹のように…」
絹のように何!?豆腐!?絹豆腐!?
頭から湯気が出ては私は冥冥さんを見上げる。
あ、もう、鼻血出そう。
ハレンチ。
そんなやり取りをしている私たちの後ろで物音。
3人が一旦物音のした方へと目を向けると「なっなな!」と同じように顔を赤くしている人物。
「あ、歌ちゃん」
「なにひてるんですひゃああああ!」
「うるさ」
「ふむ」
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「酷い目にあった…」
御手洗と声高らかに宣言しその場から素早く脱走したものの観戦所ではない。
部屋を出る前に歌ちゃんの怒った声と何かが割れる音に苦笑いしか出ないし戻ろうとも思えない。
溜息をつきながらハンカチで洗った手を拭いては校舎を回ろうと歩き回る事にした。
ふ、と通り過ぎた保健室。
うっわ、懐かしい。
良く、ここで手当されたなー。
だって、五条家の人間は私が傷つこうと誰もお構い無しだったから。
怪我は放置されるわ、化膿はしょっちゅう、ましてや悪化しようもんなら簡易的な治療のみ。
風邪で立てなくても薬のひとつなんてくれやしなかった。
「……しょーもな……」
ベッドに横になり目を閉じる。
起きた頃には全部終わってるでしょ。
後で式神を通して見ればいい事。
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+ちっく(プロフ) - イヤアアアアア!!!またまたコメントありがとうございます!こんな読みづらい小説を読んでくださりありがとうございます(´;ω;`)これからも頑張ってこう、こねくり回して書いていくので!これからも楽しんでいただけると嬉しいです!!応援ありがとうございます!!! (3月28日 0時) (レス) @page35 id: 979058a2f7 (このIDを非表示/違反報告)
七星 麗華@ペア画中 ???,??,??(プロフ) - やっぱりこの作品大好き過ぎます✨✨この作品の大ファンになろうかしら。というかもうなっているような気がするのでファンクラブにでも入りまっする💪🏻ホント!!大ファンです!!応援してます!!!! (3月27日 22時) (レス) id: 50853c9852 (このIDを非表示/違反報告)
+ちっく(プロフ) - 七星 麗華@???,??,??さん» ンア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!有難うございます!有難うございます!!これから色んな人と沢山絡めるように沢山執筆いたします!!!!応援有難うございます!(ᐠ ᐛ )ᐟアアアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ (12月30日 18時) (レス) id: 979058a2f7 (このIDを非表示/違反報告)
七星 麗華@???,??,??(プロフ) - こんな素敵な小説なのになんでこんなにも伸びないんだぁ…………大好きです、この作品!評価とお気に入り失礼します!! (12月30日 8時) (レス) id: 50853c9852 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:+ちっく | 作成日時:2023年11月29日 6時