40-安室さんのお仕事 ページ40
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こっちに帰宅してから1ヶ月。
お母さんに怒られたりしましたが今では何も無いです。
うん、やっと諦めたか。
ですが、それと同時に新しい展開がありました。
「今日で安室さんが休んで五日目かぁ…寂しいなぁ」
「ええそうですねー」
「Aさん寂しくないの?」
「飯炊きがいなくなったなー程度ですね」
「嘘だー」
蘭ちゃんが学校終わりに毎日来てくれるから平気だよ、と言いたいが夜ご飯は本当にめんどくさい。
今まではずっと安室さんが作ってくれていて、甘えて居たのが身に染みる。
ええ、相当作らせてましたし、なんてったってずーっと私の家に来てましたからね。
半同棲みたいなもんですよ。
何回か泊まったことだってある。
安室さんの私物も広かった私の部屋に着実と住み着いている。
「連絡してないんですか?」
「そういうわけじゃないけどねー」
「返事来なかったり?」
「そんな所かな、ほら、探偵してたって言ってたから何か大きな仕事でも見つかったんじゃない?」
「あ、かもしれません、しばらくお父さんにも留守にするって言ってたし…」
「そゆことだから私は最低限の連絡しかしてないよ、邪魔したくないし」
「Aさんらしいですね」
サバサバしてるって言いたいのかな?
まぁ、私が「寂しいの…」なんて言うキャラでもないしおわかりだろう。
そこへコナンくんも参戦してわいわいと会話を弾ませた。
遊んで疲れた、とジュースをねだるコナンくんはやはり小学生で可愛い。
のほほんとしていると夕飯の支度をすると蘭ちゃんとコナンくんが席を立った。
もうそんな時間?と時計を見れば確かに夕方と言える時刻。
最近時間の進み具合がはんぱなく早い。
歳だろうか。
「じゃあAさんまた来ますね!」
「はーい、今度またケーキ出来たらあげるからねー」
「楽しみにしてます!」
ばいばーい、と残して2人を見送り私は食器を洗い掃除を済ませる。
梓さんと他愛ない会話をしながら明日の準備を今のうちに片付けておく。
閉店時間になり戸締りをする梓さんにお疲れ様でした、と言ってお互い別の方向へ向かった。
今日も平和な1日だったなぁ…。
明日も頑張ろう。
.
「まだかかるの?」
『ええ…』
「ふーん、まぁ無理しないようにね」
『Aさんも無理しないでくださいね』
「ん」
おやすみ、と切れば静かになるリビング。
今日は思い切って安室さんの服でも着ようかな。
なんて。
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+ちっく(プロフ) - ぬこぬこさん» コメントありがとうございます(*´ω`*)いくら有名な探偵でもちょっとのお色気はお約束なので安室さんにも織り込んでみました(・∀・)楽しく見て頂けるようにと投稿しているのでそのように言ってくるととても嬉しい限りです(*´ω`*)コメントありがとうございます!! (2019年3月10日 1時) (レス) id: 0aa7522e6f (このIDを非表示/違反報告)
ぬこぬこ(プロフ) - 安室さんが冷静な目で谷間ガン見してるの想像したら腹痛いwww (2019年3月9日 13時) (レス) id: a359276646 (このIDを非表示/違反報告)
+ちっく(プロフ) - 明里香さん» ありがとうございます!!誤字脱字の指摘本当に感謝致します(´;ω;`)読んでいる方にもちゃんと理解して貰えるように誤字脱字を少なくしていきます!(;ω;´)読んで下さりありがとうございます! (2018年7月15日 10時) (レス) id: 6cb750888f (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 39話に誤字がありました。「飲んだいた」ではなく、「飲んでいた」です。 (2018年7月15日 0時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 1話に誤字がありました。「楽しうな」ではなく、「楽しそうな」です。 (2018年7月14日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:+ちっく | 作成日時:2018年7月9日 17時