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君しか愛せない-YG ページ28

それから僕たちは何度も求めあった。


彼女を僕のものにできる


僕のものじゃないけれど


その一瞬だけが僕は幸せでたまらなかった。






そんなある日。


いつも通り彼女の家に行き


彼女にキスをしていると




「今日はいっぱい愛してほしい」と



普段はそんな事を言わない彼女からの



お願いに僕はびっくりした。





YG「どうしたの?」と僕が聞くと





「ダメ?」と彼女がいうから



僕は普段よりも彼女を求めた



彼女は泣きながら僕に



「あいしてる…」と言った。



彼女は僕に愛してると



今まで1度も言ってくれなかった



そんな彼女が僕を愛してくれた。


僕にだけ言ってくれたあいしてるが




僕にはたまらなく嬉しかった。




僕はこの日宿舎に帰っても寝れなかった。









次の日いつも通り公園で彼女を待っていた






でも、待っても待っても彼女がこない。





遅刻などした事のない彼女だから





僕は心配になった。





僕は彼女の家に向かう事にした





歩いている時に嫌な胸のざわつきがした。









彼女の家に着き




部屋の前まで立ちベルを鳴らした。




何度鳴らしても彼女は出てこない



ドアをノックしても彼女は出てこない



たまたま出かけてしまったのか



今日の事は忘れてしまったのかと思い


今日は仕事もあるから


待っていたかったけど



仕方なく宿舎に帰った。





次の日の朝また公園に行ったけれど



彼女はいなかった。



そして彼女の家に向かい


またベルを鳴らした。


でも、彼女は出てこない



僕が何度もノックしてもでてこない



YG「Aヌナー」と




僕が呼んでも彼女はでてこない



すると



横のへやの住人がでてきた





「そこの家、今誰も住んでないよ?


ついこないだ引っ越したんだよ」



僕は耳を疑った。



YG「え、引っ越した?なんで?」




「理由までは知らないけど


旦那さんの借金すごかったから


住めなくなったんじゃない」



夕方、彼女が働いていた


弁当屋の前に行っても


彼女はいなかった。



店の人に聞くと急な都合で辞めると



連絡があったらしい。






僕は、僕は、




彼女を思い出して毎日泣いた。

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作者名:ごま | 作成日時:2015年11月4日 6時

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