プリーズリメンバー ページ17
「Aちゃん！待って！！待ってよ！」
僕を見向きもしないで、走って行く
Aちゃんが向かっているのは、どこなのだろう
ただただ着いていく
すると
『はぁ…はぁっ…』
Aちゃんが走るのをやめた
「っ！！！」
ここは
爆雷心が亡くなった場所だ
『ここっ……』
廃ビルは撤去され、小さな雨宿りができる、待機場のようなものが出来た。
そこには、爆雷心の写真が沢山並べられている。
花束も、沢山飾ってある
「なんで…こんな所に……来たの？」
僕の声が聞こえてないのか、花束と写真の近くに歩いていく
Aちゃんは、涙を流していた
『…』
そんな時、後ろから
「あら……出久くん、久しぶり」
「光己さん…」
花束を持った光己さんが来た
「もうすぐ、あの子の命日なのよ。
３年も経つのに、未だに花束を飾ってくれる人がいる…
愛されてるんだね…」
光己さんは、Aちゃんを見ると
「あら…泣いてくれてる？
優しい子だね」
Aちゃんの頭を撫でた
「あの子も……
貴方くらいの年だったのよ」
Aちゃんの大きな瞳からこぼれ落ちる涙は止まらない。
花を置くと
「じゃあね、出久くん」
そういい足を進める光己さんを
「あ、あの！待って！！」
呼び止め
Aちゃんと少し離れたところまで行く
「…あの子、Aよね？」
「！！」
「親だからわかるよ
だけど、何も覚えていないのね。
会っては行けない気がするの」
「どうして！？嬉しくないんですか！？」
僕を声を荒らげた
「だって、今更、親ヅラなんて出来るわけない
救えなかったんだ…。
遠目から見ても、直ぐにわかったよ。Aだって
嬉しいに決まってる
おかえりって言って、抱きしめたい…
だけど
あの子に顔を合わせる勇気が無いのっ…」
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花帆 - 更新毎回楽しみにしてます(o>ω<o) かっちゃんと接点ができて嬉しいです！お姉ちゃんを早く救ってあげて再会してほしいです…っ 続きも楽しみです(*´ω｀*) (2019年2月21日 23時) (
レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
ノノキ(プロフ) - 花帆さん» 私も幸せになって欲しいと思っていますが、手は勝手に真逆に動いてしまいます笑。応援ありがとうございます！ (2018年12月31日 12時) (レス) id: 5087ce1c08 (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - 更新ありがとうございます！光己さんもかっちゃんも出久くんも切ない切ない… 自覚なく敵になってるのが辛いですね…・゜・(つД｀)・゜・ かっちゃんたちに救われて欲しいです…！！ (2018年12月3日 3時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
ノノキ(プロフ) - hiroakannnaさん» ありがとうございます。更新頑張ります！ (2018年11月12日 21時) (レス) id: 5087ce1c08 (このIDを非表示/違反報告)
hiroakannna(プロフ) - やべぇ。。。涙がとまらないよおおおお！！更新楽しみにしてます！ (2018年11月12日 12時) (レス) id: 01aa0e3ebb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノノキ | 作成日時：2018年10月28日 6時
