7本 ページ8
……警察のものです」
「第一発見者の坂本さんですか？」
「はい、、、」
「あの、亡くなられたおふたりとの関係は…？」
「いえ、全くの他人です。」
「ではなぜこの家に？」
こと細かく説明するA
零はその間ずっとAの後ろに隠れていた。
物珍しそうにAの後ろに隠れる零を覗き込む田中刑事
チラっと警察の方を見てはビクッとしながらまたAの後ろへと隠れる零
｢とりあえず坂本さんはその子のことを見ててやってください｣
｢もちろんそのつもりですよ。｣
｢なぁ、、Aお姉さん、、俺のばあちゃんほんとにもうこの世からいなくなってしまったの…？｣
｢あぁ、、、私らが着いた頃はもう亡くなって少し時間がたった感じだったから…なんか、ごめんな、、、｣
｢Aお姉さんのせいじゃないから謝らないで、、、、、それに俺が今日止められたのに遊びに行ったのが悪いんだ俺のせいでばあちゃんもじいちゃんも…｣
｢いや、零は外にいたから助かった。これからはそう考えろ。…といっても実際その通りだ。零が公園に来てなかったら会えてなかったんだから｣
｢そ、そうだよな…俺本当にAお姉さんと会えてよかった……でも、これから俺はどうやって生きていけばいいのかなばあちゃんももういないし…｣
｢親戚は？親御ｻﾝの兄弟とか｣
｢……聞いたことない｣
｢そっか……それならうちに来るか？仕事が忙しくて部屋なら確か空いてる、、零さえ良ければ、だけどな｣
｢ほ、本当か？｣
警察と子供、出会って1日
奇妙な生活がここから始まるのであった
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作者名：夢現ノ支配人 | 作成日時：2020年4月2日 21時
