ミオソティスは持っていて (ページ18)

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「あら意外と早く終わったのね…」

2人の場所に戻ってきたベルモット
沈黙していた空間にヒールの音が響いた

「もう遅いじゃないか！ボク子供の面倒なんて見れないって」

「ﾁｯ俺よりお前の方がガキじゃねぇか。俺もこんな奴に面倒みられる筋合いはねぇよ」

帰ってくるや否や口々と愚痴をこぼす2人をよそ目にベルモットは淡々と言葉を続けた

「早速2人に任務よ。…と言ってもギムレットはお目付け役くらいだけど…ターゲットは最近老人を殺し回ってること男…なんでも組織の関係者が持っていたパソコンを見たらしいの、情報が見られたか定かではないけど念には念をってことらしいわ」

Aが決断するのは意外と早かった
それは零の親代わりの人を殺した相手だったからだろうか

「りょ～かい、んで？情報はあるのか？まさか自分手を調べろなんて言い出さないよね？」

「あら、感がいいのね。その通りよ最初から最期までやってもらうわ。もちろんジンと二人で」

「…わかったよ。んで、決行する日もボクらが決めていいってことだろ？」

「ええ。もちろんよこちらから口うるさく言うことはないわ……でも来月までには頼むわ」