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5本 ページ6
「そんで…あんたはなんて言う名前なんだ?」
「れい、ふるやれい、、お、お姉さんは?」
「あぁ私は坂本Aだよ」
Aは零を家へ送る途中たくさんの言葉を交わしていった
家へ着く頃には零も少し心を開いているようだった
「あ、A姉さん家ここ」
「あぁ、私が親御さんに謝るよ。さっきの話聞いた限りおばあちゃん心配性ぽいしな」
Aは零をおんぶしたまま家のインターホンを押す
いくら待っても家の中から人が出てくる気配はしなかった
「俺のばあちゃんこの時間ご飯作ってるはずなのに…」
背中に乗っている零がぽつりとほそんな事をこぼした
Aは思わず玄関に手をかけた
「零、少しここで待っていてくれ」
「?…う、うんわかった」
玄関にそっと零を座らせAは丁寧に靴を脱ぎ家の中へと入って行った
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作者名:夢現ノ支配人 | 作成日時:2020年4月2日 21時