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「やぁベルモットそれで?情報収集?殺し?」
Aはへらへらとベルモットのところへ顔を出した。
いつもの荒々しい口調ではなく楽しそうな口調で…
「まぁ、調べて欲しいものもあるけどそれよりも今日頼むのは平和なほうよ」
「へ〜あのベルモットから平和って言葉とか出るんだ」
「何よ。失礼ね」
「そんで?ボクは何をすればいいの」
倉庫の物の影から出てくる零より少し大きい子供。
中学…高校生位の身長だ。
「紹介するわ。新しくコードネームをもらったジンよ。」
「え、こんな子供が?ボスは一体何を考えてるんだか……」
「子供と言っても世間では中学2年生辺りの年齢ね」
「立派な子供じゃん」
「俺をガキ扱いするな。ベルモット、こいつは誰だ。」
Aはこいつ呼ばわりされたことにムッと頬を膨らませた
「ボクはギムレットだよ。主に情報収集担当?ってところ!」
「こっちのジンは射撃の腕が認められてコードネームを貰ったのよ。それで本題よ。貴方からジンに詳しい組織のことを教えて貰えないかしら」
「げ、、ベルモットもしかしてそれ自分がめんどくさくなってボクに押し付けようとしてない?」
嫌そうに顔を歪めながらジンの方を見る
その視線に気づいたジンも嫌そうにベルモットに文句を言った。
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作者名:夢現ノ支配人 | 作成日時:2020年4月2日 21時