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2度吐いてしまってから
少し落ち着いたらしく、もう戻すことはなかった。
少しの間抱きしめて、
2人とも落ち着くにつれて成人男性2人が抱き合ってる状況が
少し恥ずかしくなって、自然と離れた。
「俺さ、」
吐いてスッキリしたのか、
少し顔色が良くなった阿部ちゃんが話し出す。
「体調崩すと、人恋しくなるって言うか。
今日だって、寂しくて母親に電話しようとしてたの。」
あぁ、だから俺が出た時びっくりしてたのか。
「でも母親だってすぐ来れるわけでもないし
まず大の大人が母親に泣きつくのもおかしいでしょ？
だから、迷ってだんだけど。」
そう言って話す彼はなんだか照れ臭そうで
俺まで照れ臭くなってくる。
「佐久間が来てくれて、安心した。
ほんと、ありがとね」
「そんなん当たり前でやんすよ、
シンメ舐められちゃ困るな！」
ふざけながらも、俺は阿部ちゃんが一瞬顔を歪めたのを
見逃さなかった。
「阿部ちゃん、まだキツイっしょ？
また支えるからベッドまで行こう。」
その言葉に素直に立ってくれたから、
再び肩を支えて寝室まで行く。
体温計を探し出して測ってもらうと38.4℃もあって。
「気持ち悪いのと熱だけ？
まだ何かある？？」
そしたら、『頭痛いのと、眩暈がちょっと、』って言うから
結構な重病さに驚く。
結構キツイやつじゃんか…
「体調悪い人は早く寝た寝た！」
ほぼ無理やりベッドに押し込んで、
眠りにつくまで横に腰掛けてお腹をポンポンと叩く。
安心したのか彼はすぐに寝息を立て始めて。
結局俺は朝まで阿部ちゃんの家にいて、
朝起きたら昨日はあんなにキツそうだったはずの
彼が朝ごはんを作ってくれてたからホッと一息をついた。
「おはよ、もう大丈夫？」
「うん、ほんと佐久間のおかげ。」
こんなことで阿部ちゃんの役に立てるのなら、
俺はいくらでもするよ、
って思いながら、阿部ちゃんが入れてくれた牛乳を飲んだ。
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小噺ですが、最後はコーヒーにしようと思ってたんです。
でも佐久間さんコーヒー飲めないな、ってなって牛乳になりました笑
佐久間さんが好きな飲み物って、なんなんだろう…
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とまと(プロフ) - お身体お大事にしてください。楽しみに待ってます!! (6月25日 13時) (
レス) @page31 id: 11c55bff94 (このIDを非表示/違反報告)
Kkkkkkkkkkkk(プロフ) - no-さん» リクエストありがとうございます！いい感じの構成を思いつき次第書かせていただきます！ (5月24日 23時) (レス) id: f0909bd81a (このIDを非表示/違反報告)
no-(プロフ) - リクエスト失礼しま す！白さんで、モデル業の影響で痩せすぎてダンスしてもすぐ息が上がっちゃって焦って過呼吸とかお願いしたいです。白さんの病系少ないので、ぜひ宜しくお願いします🙏 (5月24日 20時) (レス) id: 4c4a06924e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：乃偉 | 作成日時：2023年5月19日 21時
