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俺らは阿部が乗った救急車を追いかけるように照の運転で病院に向かった。
車の中は誰も話そうとしなくて、
俺も窓の外の景色をただ眺めるだけ。
静かな中だと、いろんなことが頭の中に浮かんできちゃってさ、
年も近くて一緒に頑張ったこと、
阿部のやりたいことの背中を押せなかったこと、
少し気まずくなってしまったこと、
少しずつ前みたいに話せるようになったこと、
その当時は毎日一杯一杯生きてたけど
今思うと、全て美化された思い出になっていて。
でも、その思い出のどこにも
今日見たような阿部の姿はなかった。
どの阿部も自分のことより他人のことで、
常に誰かを気遣って、誰かのために動いてて。
“氷河期”と呼ばれる時代に
俺が気づかないところでどれだけ俺のことを気遣ってくれただろう。
まだ、阿部が何か悪い病気だなんて決まったわけじゃないのに、
阿部のことだから、勉強のしすぎで疲れただけかもしれないのに、
もっと阿部に優しくすれば良かったって、
気まずくなんてなわなければ良かったって、
大好きだって伝えれば良かったって、
そうやって思ってしまうのはなんでなんだろう。
「舘さん、降りれる？」
気づいた時には病院の前で、
車の中には照とふっかと翔太と俺。
「あれ、佐久間たちは？」
「えー、舘さん寝てた?笑」
「“いち早くあべちゃんに会いたい！”って走ってったよ笑」
「…そっか、ごめん。
待たせちゃって。」
おそらく3人はぼーっとしてる俺を待っててくれたんだろう。
「…んーん、あのさ、」
首を振ったふっかは何か言いたげな顔で俺らを見つめた。
「あの、さ…
もし、仮にだよ？
あべちゃんに何かあったとしたら、、
___俺たちが支えような、8人で。」
ふっか、佐久間、翔太、照、康二、目黒、ラウール、俺、
そして、阿部。
「あったりまえだろ、メンバーなんだから。」
生きていれば必ず出会いがあって、
そしてその数だけ別れがある。
一生を通して付き合う人なんてそういなくて
小学生の同級生なんてもうほとんど会っていない。
これから会うこともないだろう。
でも、俺には一生付き合っていきたい人ができたんだ。
____SnowMan____
こんな素敵なメンバーに出会えて、俺は幸せです。
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とまと(プロフ) - お身体お大事にしてください。楽しみに待ってます!! (6月25日 13時) (
レス) @page31 id: 11c55bff94 (このIDを非表示/違反報告)
Kkkkkkkkkkkk(プロフ) - no-さん» リクエストありがとうございます！いい感じの構成を思いつき次第書かせていただきます！ (5月24日 23時) (レス) id: f0909bd81a (このIDを非表示/違反報告)
no-(プロフ) - リクエスト失礼しま す！白さんで、モデル業の影響で痩せすぎてダンスしてもすぐ息が上がっちゃって焦って過呼吸とかお願いしたいです。白さんの病系少ないので、ぜひ宜しくお願いします🙏 (5月24日 20時) (レス) id: 4c4a06924e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：乃偉 | 作成日時：2023年5月19日 21時
