革命9 ページ9
「だから、やってないですってば!。私はむしろ被害者なんですって!」
先「全く…園田が殴られたって言ってるんだ!」
「だから、やってないんですって!」
先「ったく…親がいない奴は困ったもんだな。」
「ッ…」
先「教育されてないからこうなんだ。」
この野郎…
親が死んだと思ってるだろ…
生きてんだよ…捨てられたんだよ…
お前に何が分かんだよっ…
そう心で思ったら涙が溢れでた。
先「ないても無駄だぞ。」
コノクソキョウシ…
オマエモワタシノコトナンカワカンナイ…
「何にも分かってないんでしょっ…私がっ私の親がっ私を捨てたことなんて知らないでしょっ!?」
私は泣きながらこの糞教師に訴えた。
そんなとき、職員室の扉がガラッと開いた。
ダンス部のメンバーが入ってきた。
勇「先生ッ…コイツ、殴ってないです。」
岸「コイツは人を殴るような奴じゃないです。」
顕「先生、信じてやってくれませんか?」
宮「コイツを信じないなら俺らは先生たちを金輪際信じません。」
岩「Aが人間不信になるのも無理はないと思いますよ。」
中「先生という身近な人が信じてあげないから。」
私の目から更に涙が溢れた。
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作者名:絢 | 作成日時:2016年6月17日 21時