同居32 ページ38
お兄ちゃん、勇太、岩橋先輩に連れていかれるがままになって
着いた先は大阪だった。
「はっ！？…帰る。」
優「そんなこと言わずに、な？」
勇「そうじゃない。…A、キスするぞー」
「…別に良いし。帰れるなら。」
玄「じゃあ、神宮寺は僕のだから。」
「ダメっ！」
優「はい、じゃあ、お家に行こう！」
勇「愛されてるんだな、俺。」
玄「案外、楽勝だったね」
「…むぅ…」
結局、両親のもとには行かず、とりあえず、大阪観光をするようだ。
優「あ、A、あれは何？」
「…帰りたい…」
勇「A、好き。」
「…帰らせて…」
玄「何か、体調悪そうだよ？」
優「顔色悪いぞ？」
「もう、大阪に居たくない…」
勇「大丈夫か？」
「嫌だ…この場所から離れたい…大吾、紫耀、廉を思い出すの…」
集合場所な！って廉が言ったこの場所は、
私たちの友情に亀裂が入った場所でもあった。
忘れようとしていた記憶が蘇る…
『何で大吾らと居るん？浮気やろ？』
『違うよ、廉がもうすぐ誕生日だか』『そんなの只の口実やろ？』
「帰らせてッ…」
勇「ごめんな？帰ろうな？」
玄「この場所は相当な心の傷を抉ったんだね…」
優「…あ、」
お兄ちゃんが見た方向を見ると、紫耀が居た。
優「早いとこ帰ろ。」
車に乗せられ私は何とか帰ることが出来た。
勇「…ごめんな？」
「いいよ。」
いつのまにか息苦しさが無くなっていた。
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絢(プロフ) - 真理奈さん» ありがとうございます！ (2016年5月29日 21時) (
レス) id: 1028892de7 (このIDを非表示/違反報告)
真理奈 - 最後まで頑張って下さい (2016年5月29日 21時) (携帯から) (レス) id: 1f888ee360 (このIDを非表示/違反報告)
絢(プロフ) - Spica☆さん» ありがとうございます！ (2016年3月30日 15時) (レス) id: 1028892de7 (このIDを非表示/違反報告)
Spica☆ - 他の作品も読みますね！！ (2016年3月30日 15時) (レス) id: 6b31de8ad8 (このIDを非表示/違反報告)
絢(プロフ) - Spica☆さん» ありがとうございます(・ω・｀=)ゞ (2016年3月30日 12時) (レス) id: 1028892de7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絢 | 作成日時：2016年3月24日 13時
