イケメン同居人は鬱陶しい人でした。

同居28 ページ32

家に着くなりお父さんとお母さんが座っていた。

「ただいま。」

母「お帰り。」

父「学校の転校手続き…」

「しなくていい。私は…神宮寺と同居する。」

父「何を言ってるんだ！もう男と付き合うのはやめなさいっ！」

「神宮寺は…神宮寺は悪いやつじゃないっ！」

母「けどね…？」

「好きなのっ…たまらなく苦しいの…離れて暮らすなんて出来ないのっ！」

父「どうせ、ろくな奴じゃないだろ！」

「そんなの会ってみなきゃ分からないじゃない！」

父「帰るな。もううちに居なさい。」

「もういいよ…お父さんのわからず屋ッ！」

喧嘩をして家を出てきてしまった。

そしてある人に電話した。

「…岩橋先輩、大阪まで迎えに来てくれませんか？」

岩「分かった。神宮寺ー！行くよー！」

電話越しに聞こえる勇太の声を聞いて安心した。

何時間も待っていた頃、岩橋先輩が迎えに来た。

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