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夜は天気予報通り、涼しい風が吹いており長袖のシャツを着ていても肌寒いと感じるほどだった。
酔いも気持ちいいくらいに覚め始めた頃、大毅が口を開いた。
大「心配やから家まで送る」
「…え」
いきなりの紳士な対応に動揺する私。
いや確かに私はいつも以上に酔ってる気がするが…
「いいよ、大毅ん家真反対やん」
大「仮にも女やろ、なんかあったらあかんやん」
「…え、えぇ〜」
思わず素っ頓狂な声を上げる。
そんなに心配しなくても。
私は断ろうとするが、大毅は私の言うことは聞かずそのまま私の家の方向の電車に乗り込んでいた。
電車内でもふらつく私をさり気なく支えてくれる大毅に違和感を感じていた。
いつも以上に優しい？と。
私の家の最寄りに着くと、再び大毅の肩を借りながら歩き出した私たち。
ふと空を見上げると、少し寒い空気に星々が私たちを照らしている状態に青春を感じた。
私は少し冗談気味に、純粋に疑問に思ったことをボソリと
「…あー、大毅が彼氏やったらどうなるんやろ」
と呟くとピタリと足を止めた大毅。
いくらなんでも冗談が過ぎた…？
と、動かない大毅が心配になり、まだ微かに残っている理性で俯いた彼の顔を覗き込んだ。
すると、大毅は私の目を見つめる。
大「あのさ、俺お前が好きやねんけど」
大毅の言葉は、ふわりと宙を舞う。
言葉の意味を理解出来ず、鈍器で頭を殴られたような衝撃に思わずふらついた。
「……は？」
やっと出た言葉は、可愛らしさの欠けらも無い一言だけだった。
大毅はそんな私を笑いながら、俺も飲みすぎたわと再び前を向いた。
変わらず肩を貸してくれる大毅の手は熱い。
大「俺も男やって忘れんなよってことや」
「……」
夢か、現実か。
感じるのは大毅の体温。
自分より、たしかに熱い大毅だった。
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望月.(プロフ) - nさん» n様コメントありがとうございます！！(TT)小瀧担ですか！同担様で嬉しいです！そんな小瀧担の方には今後キュンキュンな展開沢山ご用意しておりますのでご期待ください！！これからも頑張ります♪ (2021年7月13日 11時) (
レス) id: 5c0d7b263a (このIDを非表示/違反報告)
n - すごく面白いです！(T . T)小瀧担なので小瀧くんとの絡みが少し増えてほしいなーとも思いつつシゲちゃんとうまくいってほしい！って気持ちです！(TT)更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2021年7月12日 13時) (レス) id: 30e16f9c86 (このIDを非表示/違反報告)
望月.(プロフ) - 久美ちゃんさん» コメントありがとうございます(TT)できるだけ早く更新できるように努めてまいります！これからもよろしくお願いします*＾＾* (2021年7月12日 11時) (レス) id: 5c0d7b263a (このIDを非表示/違反報告)
久美ちゃん - 続きが気になります。早く読みたいです。 (2021年7月11日 6時) (レス) id: 2015967447 (このIDを非表示/違反報告)
望月.(プロフ) - きいさん» きい様いつもありがとうございます！！(TT)いやほんとにこれは小瀧くん反省案件です…これからもう山あり谷ありな展開めちゃくちゃあるのでご期待ください！(笑) (2021年7月7日 10時) (レス) id: 5c0d7b263a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：望月.
| 作成日時：2021年7月1日 15時
