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望「おつかれ〜先帰るわ!」
「お疲れ様、バイト頑張ってね」
大「またな、小瀧」
午後の授業が終わり、周りの人達もバタバタと帰る支度を始める。
授業が終わる前に帰宅準備を終わらせていた望くんは皆よりひと足お先にと言わんばかりに席を立った。
アルバイトは望くんの家の近くの居酒屋らしく、今からマッハで向かわないと間に合わないと言って小走りで教室を去っていった。
私たちはそんな望くんの後ろ姿を眺めながら少し笑う。
大「慌ただしい奴やな(笑)」
「ね」
大「…そういや昼のお前、小瀧に媚び売りすぎやぞ」
大毅が呆れたようにそう言った。
確かに望くんが飲みに来ないと言われた時にあからさまにテンションが下がったのは事実だが。
「だって、望くんと少しでも一緒におりたいやん」
大「はっ、ホンマにお前小瀧のこと好きやな」
鼻で笑う大毅。
私が望くんを好きなことは本人以外は誰でも知っているくらい有名な話だ。
特に大毅には毎日毎日望の話をする事が日課で、聞かされる本人は嫌気がさしていると言っていたっけ。
「当たり前やん、大学入ってからずっとそばで片想いしてんねんから」
大「へいへい、行くで」
大毅は席を立ち、私も後を追うように教室を出た。
学部が異なる神ちゃんとは、大学の門の前で待ち合わせするらしい。
大毅と二人で話しながら門の前に着くと、既に奇抜な髪色の神ちゃんがスマホを見つめながら立っているのが見えた。
「神ちゃん」
智「おっ、A、しげおひさ」
私が声を掛けると、聴いていたイヤホンを外しニコリと笑う。
それから私たちは目的の居酒屋へと足を運んだ。
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望月.(プロフ) - nさん» n様コメントありがとうございます!!(TT)小瀧担ですか!同担様で嬉しいです!そんな小瀧担の方には今後キュンキュンな展開沢山ご用意しておりますのでご期待ください!!これからも頑張ります♪ (2021年7月13日 11時) (レス) id: 5c0d7b263a (このIDを非表示/違反報告)
n - すごく面白いです!(T . T)小瀧担なので小瀧くんとの絡みが少し増えてほしいなーとも思いつつシゲちゃんとうまくいってほしい!って気持ちです!(TT)更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2021年7月12日 13時) (レス) id: 30e16f9c86 (このIDを非表示/違反報告)
望月.(プロフ) - 久美ちゃんさん» コメントありがとうございます(TT)できるだけ早く更新できるように努めてまいります!これからもよろしくお願いします*^^* (2021年7月12日 11時) (レス) id: 5c0d7b263a (このIDを非表示/違反報告)
久美ちゃん - 続きが気になります。早く読みたいです。 (2021年7月11日 6時) (レス) id: 2015967447 (このIDを非表示/違反報告)
望月.(プロフ) - きいさん» きい様いつもありがとうございます!!(TT)いやほんとにこれは小瀧くん反省案件です…これからもう山あり谷ありな展開めちゃくちゃあるのでご期待ください!(笑) (2021年7月7日 10時) (レス) id: 5c0d7b263a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:望月. | 作成日時:2021年7月1日 15時