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･
あれから、
どうやって帰ってきたのか覚えていない。
大ちゃんを待たせていたのに、部活があったのに、
それもどうしたのかすらも。
あの瞬間を見て驚きと、ショックが隠せなかった。
あんな顔の小瀧は初めて見た…
あんな、オトコの顔をした小瀧なんて。
パタリ…
静かに自分の部屋を閉めると同時に
堪えていた涙が溢れて出た。
「……っ、…」
わたし、失恋したんや。
あんなに一緒におった小瀧が
今ではもう遠くて。
一緒に歩んできたと思ってたら、
小瀧だけ先に行ってしまったんや。
照「Aー？飯出来たで」
下からあっくんの声が聞こえてきて
いい匂いも漂ってきた。
でも、
「うん、けど今は食欲無い…」
そう返事をして、ベッドに寝転がった。
･
『どうせ幼なじみとしか見てもらえんことくらい分かってたやん』
悪魔がそう呟く。
「そうやけど、気づいてもたんやもん」
『流星くんを好きなままやったら、
今傷つかんでも良かったのに』
「……」
『ほんま、Aって恋愛ヘタクソよな(笑)』
悪魔が笑う。
悔しいけど、本当にそうや。
？「…諦めるのは、まだ早いと思うけど」
後ろから声が聞こえた。
「………神、ちゃん」
智「諦めるのはまだ早いで、A。
好きなんやったら、追いかけるべきやと思う」
『相手は彼女おるのに？(笑)』
智「それだけの恋なんやったら諦めてもいいけど
後悔するくらいなら、俺は追いかける」
神ちゃんが、私に言う。
智「俺はずっと、Aを見てきた。
Aがどれだけのんちゃんの事好きなのかも知ってるつもりやで。」
「…っ、わたし…」
智「…自分に素直になってな、A…」
「神ちゃんっ！」
･
「っ、………夢…」
…あの悪魔は、私の本心や。
夢の中で神ちゃんが言ってたこと。
まだ諦めるのは早いって、
少し思えるような夢やった。
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ももちゃ(プロフ) - とてもキュンキュンしちゃいました！！！もし良ければ続編もみたいです！！キュンキュン止まらないです、、。 (2020年4月15日 1時) (
レス) id: 3ab9ee8372 (このIDを非表示/違反報告)
望月.(プロフ) - かみかえさん» のんちゃん担です！普段は恥ずかしくて小瀧小瀧呼びしてます((( (2020年4月3日 23時) (レス) id: 5c0d7b263a (このIDを非表示/違反報告)
望月.(プロフ) - リアさん» 私の体調まで気遣っていただきありがとうございました！只今は新作を執筆中ですので、宜しければそちらの方もよろしくお願いします(^^ (2020年4月3日 23時) (レス) id: 5c0d7b263a (このIDを非表示/違反報告)
望月.(プロフ) - にゃんこさん» ありがとうございます！これからもちょくちょくこちらの短編を執筆しようと思っております…！良ければこれからもたまに覗きに来てください！ (2020年4月3日 23時) (レス) id: 5c0d7b263a (このIDを非表示/違反報告)
かみかえ - 大好き (2020年2月16日 16時) (レス) id: 1809e8188a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：望月.
| 作成日時：2019年11月21日 10時
