じゅうななわ ページ20
昼餉を食べた後、兄様たちは出陣をするので準備をしに部屋へ戻られた
なので私と小夜はすこし遠回りをしながら部屋へ戻ろうということになった
浦)あ！！ねぇねぇAちゃんだっけ？？
突然誰かに声をかけられた
背は私より高くて、橙色の髪をした明るい男の子だ
浦)俺、浦島虎徹って言うんだ！よろしく！昼餉のときは話せなかったから…、そういえば君も脇差だよね！脇差って少ないからさ、嬉しいよ!
同じ脇差どうし仲良くしようね！Aちゃん！
す、すごい…嵐みたいによく喋るなぁ…
小夜も少しびっくりしている…
A)よろしく…Aでいいよ浦島君…
浦)あぁ！！じゃあ俺も浦島って呼んでほしい！
なんだろう…慣れてくると可愛いかもしれない…
A)わかった…、浦島…?
名前を呼んでみると嬉しそうに笑った
浦)うん！ありがとう！！じゃあね、A！！
ぶんぶん大きく手を振りながら浦島は兄のような人の元へかけよっていった、
よく笑う可愛い子…
A)じゃあ…小夜、戻ろうか…
そう言いながら、私は小夜に手を差し出した
小)うん…
小夜は控えめに手を取ってくれた
その小さな手を握ると、控えめながらも握り返してくれた
私はあまり人が好きではないけれど、人の身も悪くない…
こうして温もりを感じることができるから…
あれ…？
そういえば…私はなんで人があまり好きではないんだっけ…
思い出せない…
小)……姉様？どうしたの…？
小夜に呼ばれてハッとした…私いま…何を考えていたっけ…？
A)大丈夫…なんでもないよ
小)でも…姉様、少し悲しそうな顔をしていたから
悲しそうな顔？
そんな顔をしていたのか…心配をかけてしまったかもしれない…
A)大丈夫、私は元気だよ…さぁ、早く早に戻っておはなしでもしよう
私は両腕を上に掲げて元気ぽーずをした
小夜は不安そうな顔をしたけど、
うん…といって私と手を握り、部屋までの道を歩き始めた
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愛羅(プロフ) - コロナ等で大変だと思いますが、頑張って下さい！楽しみに待ってます！！ (2020年4月17日 12時) (
レス) id: 2129d10c64 (このIDを非表示/違反報告)
にろりん - 愛羅さん» ありがとうございます！まだまだ至らない点が多いですが頑張ります(^^) (2020年4月15日 22時) (レス) id: 83e7829ee0 (このIDを非表示/違反報告)
愛羅(プロフ) - このお話すごく好きです！ (2020年4月15日 16時) (レス) id: 2129d10c64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にろりん | 作成日時：2020年4月7日 1時
