【刀剣乱舞】左文字の刀剣女士

じゅうよんわ ページ17

A)兄様…！遅くなりました







私は小走りで兄様たちの元へ駆け寄った





…？？あれ？






A)江雪兄様、宗三兄様はどちらに…？









小夜と江雪兄様はいるのに宗三兄様がいない…



さっき見たときはいたのに…









江)宗三はあっちです…







兄様が顔を向けた方を見ると、
数振りの刀と宗三兄様がお酒を飲みながら一緒に話していた、







小)あれは織田組だよ…織田信長ゆかりの刀たちなんだ…宗三兄様も昔は織田信長の元にあったんだ…









なるほど…そういうことか、







…！！薬研がいる！…薬研も織田の刀だったんだ…









ん？…宗三兄様がこちらに手招きしてる…








江)おや…A、呼ばれていますよ…









え…行かなきゃいけないの…




せっかく兄様たちのところへ来れたのに…









江)…私と小夜のことは気にしなくても大丈夫ですよ…他の方たちと話すことは大切なことですから…









小)うん…気にしないで…









…でも…小夜、そんなしょんぼりした顔されながら言われたら…









うぁあ…ど、どうしよう…









A)と、とりあえず…サッと行ってサッと帰ってきます！！









あ、小夜の顔が明るくなった……よかったぁ…








よし…！
そうと決まればさっさと行ってしまおう！









A)宗三兄様…！遅くなってすみません、









宗)いえ、僕の方こそいきなりすみません…どうしてもとこの方たちに僕の大切な妹を紹介してほしいと言われたので…









大切な妹…照れてしまいます…宗三兄様…









へ)別に俺が言ったわけではない！！日本号の奴が一目で拝みたいと言ったからだ！！！









…驚いた…









宗)ちょっと…鶴丸…いきなり大きな声出さないでください、Aが驚いたじゃないですか…！









鶴)宗三、別にそれくらいいいじゃないか！驚きはいいことだぞ！









宗)それは貴方にとってでしょう…









燭)そうだよ、鶴さん！女の子には優しくが伊達男なんだから！








さっき主さんに声をかけてた人だ、








鶴)へいへい、わかったよ









あの白い方が鶴丸さん…
名前の通り白くてつるみたいだ…









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