１人 . α ページ2
・
「鷦ー待たなー！」
『おー』
「さ、鷦くん、また、ね？」
『うん、またー』
今日の講義を終え、校門までの道のりを歩いていると四方八方から「またね」と声を掛けられる
何故こんなにも声をかけられるのか、
多分それは、俺が高い位にいるからであろう
この世界には、
俺はその内の、
【位が高い】と一言で言うと何か分からなくなるが、所謂【貴族】みたいなものだ
いや、そこまで偉いわけではないんだが。
とにかく。
まぁ、いい気もしないが、悪い気もしない
取り敢えず軽く、挨拶に返答をしながら俺は足を進めた
俺の足の先には、黒塗りの車が1台止まっていた
・
『なんかいつも、ごめんなさい』
「いいえー、むしろこっちが謝罪したいくらいよ。
『はは、意外と楽しいんで大丈夫ですよ。では』
車で迎えに来てくれた人にお礼をいい、俺はある建物に入っていった
【Ω研究所】…これが俺が務めているところの名前だよ
給料も環境も、人との関係も何も問題ないから楽しくやれてます。はい
…え？仕事内容？…ううん、なんて言えばいいんだろ
まあ、見たらわかるよ、きっと
研究員の人たちに一言挨拶をして、鍵を取り、地下へ向かった
地下は薄暗くて、不気味で、とても寒い
しくったな、羽織ってくるもの忘れた
持って来てないことに少し後悔しながら、ゆっくりと足を進めた
そして、1つのドアの前に来た
ｺﾝｺﾝ
そのドアにノックをすると、向こうからドタドタ、と慌ただしい音が聞こえる
…元気だな
ｶﾞﾁｬ
『ん、こんにちは、
まふくん』
俺が彼の名前を呼ぶと、瞳をキラキラさせて俺に飛びついてきた
『ん、う…寂しか、た？』
ま「…寂しい、どころじゃ、ない…ばか」
俺の首筋ら辺に頭をすりすりしながら、拗ねたように呟くまふくん
その声は、本当に寂しかったようで、少し泣きそうにも聞こえた
それに少し胸が苦しくなり、俺はまふくんを抱きしめた
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Cre-am.(プロフ) - 更新待ってました！！(歓喜)からの、ドストライクです！！もはや脱帽 (2018年9月1日 22時) (
レス) id: f70beca212 (このIDを非表示/違反報告)
來亜 - はっ！！これは・・・ドストライクや！となりました來亜です。 (2018年5月23日 19時) (レス) id: d9fa5c7157 (このIDを非表示/違反報告)
共依存狂愛ヤンデレ現在進行型(元まひまひ=イヴ) - 待ってくれこの小説私のドストライクの好みをついてくるっ！！ヤベェ更新応援しています！！ (2018年5月11日 21時) (レス) id: 3dd76b4fff (このIDを非表示/違反報告)
枝豆 - あっ好きです (2018年5月2日 16時) (レス) id: 43cae9e99f (このIDを非表示/違反報告)
クイナ - すっごい好きです・・・！更新待ってます (2018年4月27日 22時) (レス) id: 3c6de2ed4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷぷ | 作成日時：2018年4月18日 23時
