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「顔色もひどいし呼吸も荒い…明らかに身体に異常をきたしている……！！」
「今は体調不良なんかどうでもいい…。とにかく俺に考えが2つある。俺を庇ったりなんかしなければ…お前らは命までは奪われない！！」
もう既に迷惑かけちまったが俺はここから単独で動こうと思う。
当たり前のようにそう言うエレンに、私は無性に腹が立った。
自分のであれ、他人のであれ、命を軽く見る奴を見ると、本当に腹が立つ。生きてる意味がない、とか、生きる資格がない、とか言っている奴らもだ。
ふざけんな、って思う。生きたくても生きられない人だっているのに。何をほざいているんだ、と怒鳴りたくなる。
どのような理由があれ、生きていける環境があるのなら泥水を啜ってでも生きるべきだ。
……彼らは私とは違う。だって彼らは…”普通の人間”なのだから。
「……エレン…私も行く」
「駄目だ。置いていく」
「私が追いつけなければ私に構う必要はない。ただし、私が従う必要もない」
落ち着いた声でそう言うミカサに、エレンの顔が一瞬固まる。
「…いい加減にしろって言ってんだろうが。俺はお前の弟でも子供でもねぇぞ」
「エレン、私は────」
「────エレン。君はさっき、考えは2つあると言っていたな。もう一つの案とは何だ？」
仲間割れなどしている暇はない。
砲弾も巨人も恐るるには足らないが、それでも何か、予想外のことが起こるかもしれない。
……そう、例えば5年前のあの日のように。
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青玉(プロフ) - ありがとうございます！とても嬉しいです…励みになります！！ (2020年10月4日 20時) (
レス) id: 3682bdf005 (このIDを非表示/違反報告)
亜星可也(プロフ) - 久しぶりの更新お疲れ様です!!!やっぱりいつ見ても面白いです……これからも更新楽しみにさせて頂きます！ (2020年9月23日 9時) (レス) id: 430d859c05 (このIDを非表示/違反報告)
青玉(プロフ) - こちらこそ！いつも応援ありがとうございます。すごく嬉しいです (2020年9月1日 23時) (レス) id: 3682bdf005 (このIDを非表示/違反報告)
亜星可也(プロフ) - 好き……更新ご苦労さまです本当有難う御座います!!! (2020年8月27日 2時) (レス) id: 430d859c05 (このIDを非表示/違反報告)
青玉(プロフ) - えぇ！？体調は大丈夫ですか？そんな大変な時にも関わらず心配してくださってありがとうございます。可也さんも無理をしないようにゆっくり休んでくださいね！ (2020年8月16日 20時) (レス) id: 3682bdf005 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青玉 | 作成日時：2020年3月11日 9時
