専属トレーナー？！私があなたを支えます！2 (ページ7)

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56 ロシア大会ページ7

ロシア大会当日

順番通りに選手が滑っていき、早々と勇利くんの出番になった

最初はヴィクトルコールが多くて大丈夫かなって心配だったけど

勇利くんは期待されていないアウェイの方が燃えるタイプだったようで

今までで1番良い演技だった

でも、私の心には昨日の罪悪感が残っていて…

『はぁ、』

こういうのって引きずるタイプなんだよね私…

勇｢ヴィクトル！｣

ヴ｢ん？なんだい？｣

勇｢今すぐ日本に戻って！｣

『え？』

＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿

『そんなっ…』

急に勇利くんがヴィクトルに日本に戻ってと言うものだから、訳を聞くと

マッカチンがお供えのお饅頭を食べて喉に詰まらせてしまったらしい

今は病院にいるけど、もしかしたら…

勇｢ヴィクトルは帰らないとっ！｣

ヴ｢だから、ダメだって…｣

誰か、ヴィクトルの代わりにコーチがいればっ…

『っ、ヤコフコーチ！！』

周りを見渡した時、丁度控え室に戻ろうとしているヤコフコーチたちにあった

『ヴィクトル！』

ヴィクトルはヤコフコーチのいる方向に目を向けると

ヴィクトルも私と同じことを考えていたのかすぐにヤコフコーチに向かっていった

ヴ｢よかった、俺にとってのコーチはヤコフしかいないんだ！｣

ヤ｢なんだ、戻ってくる気になったのか｣

ヴ｢明日1日だけ、勇利のコーチ代わってくれないか｣

勇、ユ｢｢ええぇぇぇぇえぇ？！／はぁああぁぁぁぁぁ？！｣｣