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65 グランプリファイナル1日目 ページ16

ついに本番の当日がやってきた





時間が経つのはあっという間で、すぐに勇利くんの出番がきた





ヴィクトルは勇利くんのリングにキスをし思いを込め、励ます




勇利くんの表情に堅さはなく、落ち着いている、と言うよりかは自信に満ち溢れていた




勇「ヴィクトル、Aちゃん、いってきます」



『いってらっしゃい!』




勇利くんはリングの中央へ行き、ポーズをとる





自分が滑るわけじゃないのに、緊張がおさまらず




ドクン、ドクンと波を打つように心臓がうるさい





ジャンプの構成を変えると決めて、難しい四回転フリップを入れると言っていた




それからずっとジャンプの練習をしてきたんだから




大丈夫、勇利くんならできるっ






勇利くんの痺れるような演技は順調に進んでいく、

きた、四回転フリップ



大丈夫、調子は悪くない



そのまま勢いのまま、いけっ!



『っ…』


少し手がついてしまった




おしい…あともう少しだったのにっ…




最後のポーズを決め、演技を終え、そのまま座り込んでしまった勇利くんの手は









震えていた


『っ…勇利くん…』





得点は97.83

100点代には届かなかったけど、充分高得点




でも、勇利くんはきっと納得いかないだろうな…




あれだけ四回転フリップを練習していたのに




努力は必ず報われる…





そうだよね…?

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設定タグ:ユーリ!!!onICE , 勝生勇利 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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さら☆☆ - はじめまして!ポポロンさんの小説全部読みました!凄くいいですね!ファンタビのニュートさんの作品大好きです!またニュートさんの作品作って欲しいです! (2017年10月22日 23時) (レス) id: 2755443495 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ポポロン | 作成日時:2017年10月22日 20時

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