専属トレーナー？！私があなたを支えます！2 (ページ14)

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63 勇利side ページ14

｢鍵はっと…あった。Aちゃん、部屋に行くから肩に掴まって｣

『えぇ～抱っこ～！』

｢えぇ？！｣

『お姫様抱っこ～！！』

ほ、本当にするの？…というかしていいの？！

｢じゃあ…よいしょっ(か、軽いっ)｣

『わぁお！浮いてる～！』

＿＿＿＿＿

_＿＿

えっと…部屋番号はここであってる…

Aちゃんをお姫様抱っこしたまま、なんとか部屋の鍵を開けドアを開いた

｢Aちゃん、部屋のベッドについたよ｣

『はぁーい』

まだ酔ってるか…

とりあえず水飲ませなきゃ

グイッ

｢うわぁっ！｣

いきなり手を引っ張られた僕は簡単にベッドに引き寄せられた

ギュッ

｢ちょ、Aちゃん？！/////｣

『一緒にねよー！』

人って酔うとこんなに変わるんだっけ？！←(人のこと言えない)

｢いや、でもっ水持ってこないとっ/////｣

『…あのね…』

急に声のトーンが下がり、僕の胸に顔をうずめたAちゃん

『私、謝らなきゃいけないことがあるの…』

｢えっ？｣

『私、すごく無責任だった…勇利くんがグランプリファイナルにいってシーズンを終えたら、なんて当たり前のように考えてて。』

当たり前のように考えてて？何を考えていたんだろう、

『本当に無責任だった…グランプリファイナルが終わったら勇利くんに告白しようなんて…』

え、こくはく…僕に…？

｢えぇっ？！/////そ、それって……ん？｣

『……ｽﾋﾟｰ』

ね、寝てる？！？！

告白ってどういう意味だったんだろう…

うっ、聞くにも聞づらい…

で、でも、もし告白って言うのが

恋の方なら…

僕は…

僕も時差ボケがまだ残っていたからか、Aちゃんにつられて一緒に寝てしまった

翌日Aちゃんには事情を説明し、記憶があるか聞いたけど

全く残っていないみたいだった

なんか、逆パターンでこんな事前にもあったような…

結局、昨夜のことは謎のままに終わった