専属トレーナー？！私があなたを支えます！2 (ページ11)

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60 ロシア大会終了ページ11

『マッカチンも心配だし、急いで帰ろうか』

勇｢そうだね、無事だと良いけど…｣

そして、急いで荷物をまとめてホテルにチェックアウトした

『あっ…スーちゃん…』

ス｢A…｣

ホテルのロビーにはスーちゃんとスーちゃんのコーチがいた

『あの…』

どうしよう…

スーちゃんはグランプリファイナル出場はできなかった

そんなとき、グランプリファイナル出場者勇利くんの専属やってる私はなんて声をかければ…

ス｢次は負けない｣

『えっ？』

ス｢次は僕もグランプリファイナルに出場する｣

『～っ、うん！またねスーちゃん！』

ス｢だからっ…まぁいいか。(特別感あるしな)

そして、勝生勇利。お前にも負けない｣

勇｢あ、う、うん！｣

スーちゃんとは少し気まずくなると思ってたけど、全然そんなこと無かったね

スーちゃんは落ち込まず、すぐに次に向かって前を向いていた

スーちゃんも会わないうちにすごく強くなっていた

スーちゃんの来シーズンが楽しみになってきたよっ

＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿

そして空港に着いた私たち

『勇利くん！ヴィクトルと…マッカチンがいるよっ！』

それを聞いて走って出口に向かっていった勇利くんを、私も追いかけるように走った

出口のところで勇利くんとヴィクトルは抱き合って何かを話しているようだった

よかった…マッカチン無事だったんだね

優しく撫でて抱きしめるとマッカチンは嬉しそうに尻尾を振った

『ふふっ…かわいいっ』

ヴ｢A…｣

ヴィクトルと勇利くんは腕をひらいて、

ヴ｢おいでっ｣

『っ！』

ギュッ！

そして、3人で抱き合った

安心する…

自分で知らず知らずのうちに、不安を溜め込んでたのかな

少し泣きそうだよ…

勇｢グランプリファイナルで一緒に金メダルとろう｣

『うん！！ﾆｺｯ』

泣きそうになるのを我慢して、精一杯の笑顔で笑って返事をした