出会った ページ48
あ、ここさっきも見たな
うーん、さっきのとこと似てる
303…?一周してきたぞこれ
さとみくんを探すはずなのに、病院の罠にハマり、抜け出せない私。
人に聞いた方が早い、言うけど、残念ながら、看護師さん達、本当に大忙しで、声かける暇もないし
もう…病院さん達は、私と離れたくないのね!
「Aちゃん…!!」
急に私を呼ぶ声が聞こえて、その方向を見ると、そこは息切れのさとみくんがいた
『あ、さとみくん!』
「何してんの…!こんなとこで…」
『私、さとみくん探してて…』
「早く行くよ!」
『え?』
と、そのまま、引っ張られてついたのが、前来た病室、さとみくんは、荒々しく、ドアを開け、私を押し込んだ、びっくりして振り向くと、ドアを閉められた
「遅いんだけど、何分待ったと思ってんの?」
また、嫌味ったらしい声が聞こえて、声のする方へ振り向くと、前の奴だった…
「私も暇じゃないし、いい加減にしてくれる?」
まぁ、でも今回は私のせいなので、何も言えない……
『すみません…』
忘れていたことは事実だし、こんな奴に謝りたくなんて本当はないんだけど、非がある時は謝るべしって、今はもう天にのぼってしまったじいじが
「分かったなら、とっとと座ってくんない?」
私は、イラつきながらも椅子に座った
「はい、脱いで」
ぬ、脱いで!?ま、まさかそんな趣味が…!?
「早く靴と靴下脱げよ」
うん知ってたけどね、誰しも脱げって突然言われたら、え、全身!?ってなると思うの、でしょ?
改めて脱いで見てみると、前見た時よりはマシだけど、紫色に腫れていた
「……まぁ前よりはマシか」
と、私の足を見て若干眉を細めた
まぁ、自分でもグロテスクだと思うわ
「はい、異常なし、続々と回復の傾向に向かってる」
と、紙に何かを記入している。紙に記入したら終わりらしいから、急いで、脱いだものを履いていると、不意にやつのヒールが私の痛いところに当たった
『いっ…!!』
「あら、ごめんなさい、わざとじゃないのよ?」
と、不適な笑みを浮かべた、完全な確信犯…
そして、ヒールが当たったことにより、傷ができたらしく、新たに血が出ている
「あれだけで、血が出たの?」
『(あれだけじゃねぇわ)』
「仕方ないわね」
と言って、立ち上がったどうやら包帯を持ってくるらしい
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若草。(プロフ) - 夢主が点数つけてるの吹いたw (2021年3月2日 7時) (レス) id: 0df262be83 (このIDを非表示/違反報告)
視界に入れたくないデブス - 暇だから見返してたけど桜ちゃんこの時嫉妬してたって考えると可愛いな (2020年8月30日 0時) (レス) id: cf4c489396 (このIDを非表示/違反報告)
リト - 僕夢主ちゃんの親好き (2020年6月4日 14時) (レス) id: 4f04e6fdf8 (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - ひなさん» コメントありがとうございます!何でしょうかね、私もそこ好きですw (2019年8月22日 2時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - (※検査、足の検査、とっても重要)のリズム感(???)がとっても好きw (2019年8月18日 8時) (レス) id: d3c7fcbda1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なつっと | 作成日時:2019年7月14日 1時