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クレープ ページ26

『あ、ありがとうございます…!』

礼儀正しく!ね!
すると、ジェル先輩は私の横に座り

「じゃあ、食べよっか」

『い、いただきます』

「いただきます」

一口食べると、苺の甘酸っぱさと、クリームの甘さが合わさって、凄く美味しかった
思わず、顔が綻んだ

「ほんま、美味しそうに食べるな〜」

『み、見ないでください!』

え、さっきの顔見られてたの…?
恥ずかしすぎて死にそう
絶対変な顔してたから

「ええやん、可愛い顔してたで?」

『どーせ、ぶっさいくですから、お世辞なんていいんです!』

「ほんまやって、俺お世辞なんて言わへんから」

拗ねつつも、クレープをばくばく食べる私
それを見て、ジェル先輩も食べだした

「んー、美味いなー」

『美味しいですね』

「もう〜、ごめんって〜」

『別に拗ねてませんし』

「拗ねとるやん」

『拗ねてないです』

決して認めない私、拗ねてるってかっこ悪いって思ってるから

「お詫びに、俺の一口食べてええから、な?」

『本当ですか?』

「うん、はい」

そうして、ジェル先輩の抹茶クレープを一口よりでっかく、食べた

カシャ

『!?』

「はい、シャッターチャンス、可愛いね〜」

ジェル先輩は、いつの間にかスマホで私のことを撮っていた、そして撮った写真を私に見せてきた

『ちょ、やめてください!反省する気ないでしょジェル先輩!消してください!』

と、私がジェル先輩の、スマホを取ろうとすると、ジェル先輩は、いきなり立って、私の手が届かないギリギリのラインに、スマホを持ってきて、手が届かない、私を笑っていた

『もう、ジェル先輩なんて大っ嫌いです!』

と、私が人生最大くらいに拗ね始めると

「あ〜、ごめんってAちゃん…ちょっとからかっただけやん」

と、ジェル先輩が宥めるが

『私、クレープ食べ終わったんで帰ります、ありがとうございました』

我には聞かぬ!

「ちょ、待ってよ〜」

と、私がすたすたと歩いていくと
後ろから、付いてくるようにジェル先輩が来た

『着いてこないでください』

「いや、心配だから送るよ」

『いいです、送らなくて』

「いや、送る」

と、ジェル先輩に対しては、凄く強い声音だったので、不思議に思って後ろを見たら

どこか、遠くを見てる、ジェル先輩がいた

『…ジェル先輩?』

「ああ、ごめんな、とりあえず、心配だから送ってってええ?」

『わかりました』

ジェル先輩は、何を見ていたのだろうか…

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こんこん - 大好き、愛してる、いろんなとこで吹いた、これ読むの二回目で飽きない、、、。 (2022年8月4日 14時) (レス) @page19 id: 0464914362 (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ - ころんくんのキャラ、、 (2020年8月19日 13時) (レス) id: bbb263e4a6 (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - キツネさん» ありがとございます!楽しんで読めるような作品になるよう頑張ります! (2019年7月14日 15時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
キツネ(プロフ) - うへへ← 続編も見ます! (2019年7月14日 7時) (レス) id: 91423e107c (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - クリンさん» リクエストありがとうございます!了解しました! (2019年6月12日 19時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なつっと | 作成日時:2019年5月8日 16時

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