いちごたちと転校生【stpr】

俺達の幼馴染 ページ18

ななもりside

今現在、俺の用事が終わり俺と、さとみくん、ジェルくん、ころちゃん、るぅとくん、莉犬くんの6人で帰っている。
こうやってみんなが揃うのはほんとに久しぶりだ、そこで今まで抱えていた疑問をぶつけてみた

｢そういえば、皆さAちゃんのことどう思ってる？｣

そう、俺がみんなに問いかけると、まずさとみくんが口を開いた

｢俺は、可愛いし、面白いなーって思うよ？｣

そして次に、るぅとくん

｢僕は…いい人だと思いますよ、毎朝一緒に登校してますけど、すっごい面白い人だと思います｣

次に、ころちゃん

｢僕は、なんかやだね、猫かぶってそうで｣

と、まだ会ったことのないであろう、莉犬くん、ジェルくんを除いて、印象を聞いてみた

｢うーん、まぁ正直、俺も完全に信用してはないけどね、でもさとみくんはまだしも警戒が強いるぅとくんもそう言うんだから、大丈夫な子なのかな｣

俺達が、何故こんな会話をしているかと言うと、俺達、6人は小さい頃からの幼馴染なのだ、厳密に言うとるぅとくんは違うが

小さい頃から、ずっと仲良くしていて、小学校、中学校、高校も一緒､歳は違うけど、同じ学校に行ってる

だけど、中学校のとき、俺達と仲良くしていたことが原因で、同じ幼馴染である桜が虐められてしまったのだ、今まで信じていた仲間にも裏切られ、酷いいじめを受けた、それから桜は女の子が苦手になりまともな友達もできていない
ちなみに、ころちゃんもこのことがあってから、女の子が苦手になった

この件により俺たちは桜に責任を感じて、なんとか桜に気が合う女友達を作ってほしいその一心で、行動している、今まで成功したことは無いが…

｢うーん、俺その、Aちゃん？って子に会ったことないわ、明日会ってみる、だから、誰か住所教えて｣

｢え、ジェルくん何するつもり…？｣

｢大丈夫やって､なーくん！なんもせぇへんから、そういやるぅちゃん一緒に登校してるんよな？住所知ってるやろ？教えてーや｣

｢え、普通に嫌ですよ、何する気ですか｣

｢そういえば、家隣とか言ってたなるぅとが｣

｢ちょっとさとみくん！教えちゃダメですよ！何しでかすか分からないんですから…｣

｢え、ひどない？｣

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